2026年に終了するiモードから、「iモード検索」が一足先に終了へ。
NTTドコモは、2006年より提供していた3G携帯電話(フィーチャーフォン)向けの検索サービス「iモード検索」の終了を発表しました。3月24日午前10時をもって、サービス終了となります。
第一報はこちらです!
iモード検索は、3G携帯向けインターネットサービス「iモード」のトップページにて、キーワードを入力することで知りたい情報にアクセスできるサービス。2000年代には人気を博したサービスであったものの、近年のスマートフォンの普及によりその需要は低下。このたびのサービス終了の決定となりました。
「iモード」自体も2026年で終了します。
また、「iモード」自体の終了も既に決定されています。2019年、NTTドコモが「iモード」を2026年3月末で終了することを発表しており、また同時期に通信規格の「FOMA」も終了。これにより、かつて一世を風靡したガラケーの時代は終焉を迎えることとなります。
こちらは終了を知らせる報道。
1999年にサービスが開始された「iモード」。キャリアメール(iモードメール)の送受信やウェブページ閲覧などが可能な世界初の携帯電話IP接続サービスであり、瞬く間に多くのユーザーを獲得。当時アイドルとして人気絶頂だった広末涼子を起用したCMの効果も相まって、2000年代におけるガラケー全盛時代に先鞭をつけました。

ガラケー文化において重要な役割を果たした「iモード」ですが、2010年代からのスマートフォンの爆発的普及によりユーザーは激減。2019年の時点で、契約者数はピーク時と比べて15%程度にまで落ち込んでおり、2026年をもってサービス終了という決断が下されました。
ガラケーの新製品はまだまだ登場しています!!
サービス終了が確定した「iモード」ですが、ガラケー自体はまだまだ消滅していません。2019年11月には、NTTドコモから携帯電話「らくらくホン F-01M」が登場しました。
新製品の「らくらくホン F-01M」

「らくらくホン F-01M」ですが、使いやすさ、文字の見やすさ、声の聴きとりやすさ、といった“やさしいケータイ”をコンセプトにしており、複雑化しているスマートフォンの操作が困難な中高年層をターゲットにしていることが伺えます。このように、性能を特化することで生き残っているガラケー。いつかは目にすることが完全に無くなる日が来るのでしょうが、その日までは温かく見守っていきたいものです。


「らくらくホン F-01M」の詳細は公式サイトで!
らくらくホン F-01M | らくらくホン | 製品 | NTTドコモ
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