新・必殺からくり人
からくり人としては3作目となる「新 必殺からくり人」。「必殺からくり人」と同じく主要メンバーは山田五十鈴、芦屋雁之助、緒形拳と同じですが、同作との関連性はありません。
「新 必殺からくり人」の特徴は、初の旅物シリーズということですね。
新 必殺からくり人
「新 必殺からくり人」は、全13話です。「必殺からくり人」も全13話。前作の「必殺からくり人・血風編」は「新・必殺仕置人」のつなぎ番組だったとはいえ、全11話でした。からくり人というのは短命という運命なんでしょうかねぇ。。。
江戸プロフェッショナル・必殺商売人 ~ 必殺からくり人・富嶽百景殺し旅
「江戸プロフェッショナル・必殺商売人」。江戸プロフェッショナルってのがなんだかなぁですが、中村主水シリーズです。しかも、念仏の鉄が率いていたチームが解散してから数カ月後という、「新・必殺仕置人」からの続きとなっています。
江戸プロフェッショナル・必殺商売人 - 必殺からくり人・富嶽百景殺し旅
「江戸プロフェッショナル・必殺商売人」の新機軸は、中村主水の妻りつが懐妊するということでしょう。このため中村主水の家庭での様子が以前にも増してコミカルに描かれています。しかし、まぁ、ここは新次を演じた梅宮辰夫です。なんというか異様な存在感を放っています。
で、続けて制作されたのが「必殺からくり人・富嶽百景殺し旅」です。
必殺シリーズの第13作となる「必殺からくり人・富嶽百景殺」は、第11作「新 必殺からくり人」の続編となっています。なってはいますが、「からくり人」シリーズはどうも受け入れられませんね。「必殺からくり人・富嶽百景殺し旅」も全14話という短命に終わっています。
当時人気の沖雅也を主人公に真行寺君枝も出ているというのに!山田五十鈴がイカンのですかねぇ?
翔べ! 必殺うらごろし
「必殺からくり人・富嶽百景殺し旅」の視聴率低迷を受け、起死回生の願いを込め1978年12月「翔べ! 必殺うらごろし」を世に問います!
ところが、どうしたことか、これがまた奇抜と言うか、奇をてらい過ぎた作品なんですよね。当時は空前のオカルトブームだったとはいえ、あろうことか、オカルト的要素を取り入れた作品を作り上げてしまったのです。
翔べ! 必殺うらごろし
異質なんですよねぇ。必殺シリーズの中でもダントツに異質。主演は中村敦夫ですが、「必殺仕業人」の時とは大違いです。殺しの方法がなぁ。。。和田アキ子なんて撲殺するんですもんねぇ。そして、市原悦子。キャスティング的にどうなんだろう?と思わずにいられません。しかしまぁ、そんな事は小さな問題です。なんと言ってもオカルトですからね。
必殺シリーズの低迷を何とかしたかった。対策として新たな要素を取り入れることにした。それは当時大ブームとなっていたオカルトだった。
…裏目に出ました。そう、全てが裏目、「翔べ! 必殺うらごろし」とはそういう作品だったのです。
必殺仕事人
何も無理して翔ぶ必要はなかった。「翔べ! 必殺うらごろし」の失敗によってシリーズの打ち切りが検討されるほど深刻な状況に陥った結果、そこから学んだのは原点回帰でした。
そうして出来上がったのが「必殺仕事人」です。