いないいないばあ 664万部
童心社より1967年発売。 松谷みよ子(作)、瀬川康男(絵)。
出版社からのコメント
「赤ちゃんと、どんな風にコミュニケーションとったらいいでしょうか?」こんなお問い合わせをいただくことがよくあります。この絵本はそんな赤ちゃんとご家族にぴったりの絵本です。
「いない いない ばあ」と語りかけて一緒に楽しむことで、大人もあかちゃんも笑顔になり、心の交流を通じて親子の信頼を深めるきっかけになります。そんな読者の皆さんの体験や信頼が口コミで広がり、支持され続けてきた絵本です。
ぐりとぐら 517万部
福音館書店より1967年発売。中川李枝子(作)、山脇百合子(絵)。
本の表紙画像が加工されて、よくツイッターなどで盛り上がっていますよね。
出版社からのコメント
今から50年以上前に、20代の姉妹、中川李枝子さんと山脇百合子さんによって生み出されたこの絵本は、今や、世代を越え、国をこえて、世界中の子どもたちに読み継がれています。
「とにかく子どもたちをびっくりさせたい! 」と考えた、当時保育士だった中川さんは、大きな卵の存在を際立たせるために主人公を小さなのねずみにしたのだそうです。
ぐりとぐらの絵本は、他に『ぐりとぐらのおきゃくさま』『ぐりとぐらのかいすいよく』『ぐりとぐらのえんそく』『ぐりとぐらとくるりくら』『ぐりとぐらとすみれちゃん』『ぐりとぐらのおおそうじ』『ぐりとぐらのあいうえお』『ぐりとぐらの1・2・3』『ぐりとぐらのしりとりうた』『ぐりとぐらのおまじない』『ぐりとぐらの1ねんかん』『ぐりとぐらの うたうた12つき』などがあります。
はらぺこあおむし 411万部
偕成社より1976年発売。エリック・カール、森比左志(訳)。
内容紹介
小さなあおむしは、もりもりと食べつづけて美しい蝶になった。数や曜日の認識をおりこみ、穴あきのしかけをこらした斬新な絵本。
てぶくろ 316万部
福音館書店より1965年発売。ウクライナ民話。内田莉莎子(訳)、エウゲーニー・M・ラチョフ(絵)。
内容紹介
おじいさんが森の中に手袋を片方落としてしまいます。雪の上に落ちていた手袋にネズミが住みこみました。そこへ、カエルやウサギやキツネが次つぎやってきて、「わたしもいれて」「ぼくもいれて」と仲間入り。手袋はその度に少しずつ大きくなっていき、今にもはじけそう……。最後には大きなクマまでやって来ましたよ。手袋の中はもう満員! そこにおじいさんが手袋を探しにもどってきました。さあ、いったいどうなるのでしょうか?
おおきなかぶ 307万部
福音館書店より1966年発売。ロシア民話。A・トルストイ(再話)、内田莉莎子(訳)、佐藤忠良(絵)。
これは幼稚園のころに読みました、まだ記憶に残っている絵本です。
出版社からのコメント
ロシアの代表的な民話を、内田莉莎子さんがリズミカルで簡潔な響きの文章に訳出し、彫刻家の佐藤忠良さんが絵を描いた作品です。
佐藤さんの骨格の確かなデッサン力を直覚した当時の編集者は、佐藤さんが若いころに画家志望であったことを知り、『やまなしもぎ』と『いちごつみ』(どちらも「こどものとも」で刊行)の絵を依頼しました。
佐藤さんの「こどものとも」3作目となる本作品では、これまでの2作品とは異なり、高い写実性が見受けられ、物語の舞台であるロシアの現実の風俗が力強く表現されています。シベリア抑留を経験した佐藤さんにしか描けない、リアリズムとユーモラスとが共存する昔話絵本の最高傑作です。
しろくまちゃんのほっとけーき 307万部
こぐま社より1972年発売。若山憲。
これはもう、バッチリ読んだ記憶アリ。というかホットケーキに憧れました!!
商品説明
しろくまちゃんが、お母さんと一緒にホットケーキを作るお話。1970年の発売以来ロングセラーを続ける「こぐまちゃんえほん」シリーズのなかでも、特に人気の1冊。
冷蔵庫から卵を取り出して(1個、割れてしまうけれど)、牛乳をいれてよくかきまぜる。ふわふわの小麦粉とふくらし粉を加えてまぜたら、さあ、フライパンへ。この後が、この絵本最大の見せ場。ホットケーキがだんだん焼けていく12の工程が、楽しい擬音とともに見開きページにずらりと並んでいる。
「ぽたあん」と白い生地を落して、表面が「ぷつぷつ」してきたら、生地は黄色く色づいている。「しゅっ」「ぺたん」とひっくり返せば、今度はこんがりきつね色。「ふくふく」とふくらんだら、「ぽいっ」とお皿にのせて、できあがり。お友だちを呼んで、なかよく食べたら、お皿洗いも、自分でやろう。
この本を開くたび、きっとホットケーキを食べたくなる。子どもと一緒に、本を見ながら作ってみたい。
ねないこだれだ 304万部
福音館書店より1969年発売。せなけいこ。これまた懐かしいですね。
内容紹介
夜の9時です。「とけいがなりますボンボンボン」こんな時間におきているのはだれだ?ふくろう、くろねこ、どろぼう……。いえいえ、夜中はおばけの時間。あれ?まだ寝ていない子がいますよ。おばけになってとんでいけ! おばけがなかなか寝ない子をおばけの世界に連れていってしまいます。シンプルなはり絵と独特のストーリーで、子どもたちをひきつけてやまない赤ちゃん絵本です。
ぐりとぐらのおきゃくさま 299万部
福音館書店より1967年発売。中川李枝子(作)、山脇百合子(絵)。
内容紹介
森で雪合戦をしていたぐりとぐらは、雪の上に大きな足跡を見つけました。足跡は森をぬけ、原っぱを通り、ぐりとぐらの家まで続いていました。ドアを開けると玄関には大きな長靴、壁には真っ赤なオーバーと白いマフラー、そして赤い帽子がかかっています。いったいだれ?そのときいい匂いがしてきたので、台所にいってみると、そこにはまっ白なひげのおじいさんが焼きたてのケーキを作って、待っていました。ぐりとぐらのクリスマスの絵本です。
きんぎょが にげた 275万部
福音館書店より1982年発売。五味太郎。
内容紹介
金魚が1ぴき、金魚鉢からにげだした。どこににげた?カーテンの赤い水玉模様の中にかくれてる。おや、またにげた。こんどは鉢植えで赤い花のふり。おやおや、またにげた。キャンディのびん、盛りつけたイチゴの実の間、おもちゃのロケットの隣……。ページをめくるたびに、にげたきんぎょが、どこかにかくれています。子どもたちが大好きな絵探しの絵本。小さな子も指をさしながら金魚を探して楽しめます。
三びきのやぎのがらがらどん 270万部
福音館書店より1965年発売。マーシャ・ブラウン、瀬田貞二(訳)。
タイトルみて思い出しました!よく読んでおりました~。
出版社からのコメント
三びきのやぎとトロルの対決が、磨き上げられたシンプルな言葉でテンポよく進みます。極限まで無駄を省いた痛快なストーリーと、野性の迫力にあふれた絵が、長年子どもから圧倒的に支持されてきました。
大人になっても強く記憶に残るロングセラーの名作です。
ノンタンぶらんこのせて 261万部
偕成社より1976年発売。キヨノサチコ。
誰もが楽しんだノンタンシリーズで一番売れた作品。ノンタンシリーズは累計で3000万部以上売れています。
商品説明
1976年に出版された「ノンタンあそぼうよ」シリーズの第1弾。世代を超えて愛され続けているシリーズで、ほかに『ノンタンおやすみなさい』、『ノンタンおよぐのだいすき』などがある。
「ノンタン ノンタン、ぶらんこのせて。」
ウサギさんにクマさん、タヌキくんにブタくん、次々とやってくる友達の掛け声にノンタンは、「だめ だめ」と取り合わない。
公園で、おうちの中で、ノンタンみたいになっている子どもたちは結構いるはず。小さな子どもたちにとって順番を代わることは本当に大変なこと。そんな子どもたちに、ゆずることの楽しさを教えてくれる絵本だ。そしてもうひとつ、この絵本には別のお楽しみがある。それはみんなで歌う「かぞえ歌」だ。実際の生活シーンでもこの歌が大活躍することは間違いない。
からすのパンやさん 247万部
偕成社より1973年発売。かこさとし。
これも大人気、からすのパンやさん。これみて色んなパンが食べてみたくなりましたよね。
商品説明
カラスの町「いずみがもり」にある、1軒の売れないパン屋さん。お父さんお母さん、4羽の子ガラス、家族みんなで、楽しい形のパンをどっさり焼いた。パンを買いにやってきたカラスの子ども、おじいさん、おばあさん、そしてなぜか消防自動車、救急車、テレビのカメラマンまでやってきて森は大騒ぎに…。
思わず目を奪われる「たのしい おいしい パン」の見開きページには、80種類以上ものパンが描かれている。いちごパン、ゆきだるまパンなどなじみのある形のものもあれば、ヘリコプターパン、はぶらしパン、さざえパンなどなかなかパンにしないような形のものまで、こんがりと色づいて並んでいる。
集まってくるたくさんのカラスたちも、ひとりひとりが実に個性的。すましていたり、怒っていたり…おばあさんカラスにはしわもあるし、お嫁さんカラスだっている。パンのページを堪能したら、ぜひ「もう一度からすたちの表情をみて笑ってください」(著者「あとがき」より)。
はじめてのおつかい 238万部
福音館書店より1977年発売。筒井頼子(作)、林明子(絵)。
私が発売時に買ってもらった最初の絵本がコレでした。記憶が定かなら、この本を読んで自分もはじめておつかいをしたのだと思います。
出版社からのコメント
このお話は、作者の筒井頼子さんの幼いころに自分の言いたかった言葉を言えなかった記憶と、ご自身の娘さんをおつかいに出した際に店の前でもじもじしている様子を見た経験とがぶつかって生まれました。のびのびとしたユーモアを全体に感じさせながらも、その語りかけをささえる細心の目配りと心配りとが画面の隅々まで行き届いている林明子さんの絵は、これまでも、これからも多くの子どもたちの心を捉え続けることでしょう。
発売から50年経っても読まれ続ける、絵本の魅力
世代を超えて愛され続ける絵本。
自分が読んでもらった絵本を、子供のために買って読んであげた人も多いことでしょうね。