FLYING KIDSとは

FLYING KIDSのデビューはTBSのバンドオーディション番組『平成名物TV・三宅裕司のいかすバンド天国』(TBS)に出場して3代目イカ天キングとなり5週勝ち抜き達成し、初代グランドキングとなりました。そしてシングル「幸せであるように」でメジャーデビューしています。
バンド名の「FLYING KIDS」は山下達郎さんの同名の曲「フライング・キッド」に由来すると言われています。
1998年解散するものの、再結成を果たし、現在でも精力的に活動中です。
今回はそんなFLYING KIDSのシングル売上TOP10を振り返ってみたいと思います。
flyingkids official web site
TOP10 我想うゆえに我あり
「我想うゆえに我あり」は1990年8月にリリースされたFLYING KIDSのセカンドシングルです。
タイアップはパナソニック「ミニミニコンポHALF」のCMソングでした。

FLYING KIDSは後半の方にはややポップ路線になっていきましたが、この曲はまだセカンドシングルであることからバリバリのファンクになってます。
ドラムもベースもいい音させてますよねぇ またギターもブルージーなサウンドを奏でており、バンドの音の幅が拡がっていますね。
そしてコーラスのピカイチで、特に後半にかけて力強くなっています。
正直、若さの勢いが半端ではありません。FLYING KIDSのデビュー当時のサウンドが好きな方には嬉しい一曲ではないかと思います。
TOP9 Christmas Lovers
「Christmas Lovers」は1995年11月にリリースされたFLYING KIDSの14枚目のシングルです。
タイアップは関西セルラーのCMソングでした。

この曲、ほんとに良いですよね・・・
クリスマスの曲の中でもかなり好きな一曲です。
この頃にはファンク色がだいぶ薄れており、完全にポップ路線となっていますが、ボーカルの浜崎貴司さんの声がここまでポップソングに合うとは思っていませんでした。
恋人達の清らかで美しいクリスマスの夜が演出されており、聴いていてなんとも気分の良い曲でした。
特にサビが格別だったなぁと思います。
クリスマスソングのテッパンだと思います!
TOP8 幸せであるように
「幸せであるように」は1990年4月にリリースされたFLYING KIDSのファーストシングルです。
タイアップはありませんでした。

軽やかなイントロから力強いボーカルの歌いだしで素晴らしい掴みだと思います。
この曲が出来上がった翌日、初めて新宿のライブで演奏する予定だったのですが、その日の朝に昭和天皇が崩御され、自粛ムードの中での演奏となりました。しかし、そんな中で初めてアンコールを受けるという体験が出来たそうです。
また、イカ天に出演した時にもこの曲を演奏し、1990年の元旦に開催されたイベント「輝く!日本イカ天大賞」でベスト・ソング賞および審査員特別賞を授賞しました。
FLYING KIDSといえばこの曲!という方も多いかもしれませんね(^^)/
ちなみにPVには若かりし頃の鈴木蘭々さんが出演されています。懐かしいですねぇ
TOP7 真夏のブリザード
「真夏のブリザード」は1996年5月にリリースされたFLYING KIDSの15枚目のシングルです。
タイアップはTBS「王様のブランチ」のエンディングテーマでした。

歌詞の内容はラブソングなのですが、それが情熱と魂の熱気で激しいロックナンバーとなっています。
まさに灼熱の夏をイメージした曲であり、キャッチーなメロディーと魂の籠ったボーカルが胸を突き刺す名曲です。
FLYING KIDS後期の名作であり、夏をイメージした曲はこれが最後のシングルとなりました。
名曲なので、是非音源を確認してみてくださいね!
音源はこちらで確認できます→"真夏のブリザード" on iTunes
TOP6 君に告げよう
「君に告げよう」は1994年11月にリリースされたFLYING KIDSの11枚目のシングルです。
タイアップはありませんでした。

なんともロマンチックな曲であり、幸せに向かって歩んでいく2人の姿が目に浮かびます。
初めてこの曲の歌い出しを聴いた時、別れの曲なのかな?と思ったのですが、最後まで聴いているとジーンとくる内容になっています。
愛し合う2人には培って年輪となった過去があり、それをくぐり抜けて改めて2人で歩んでいく瞬間が演出されていました。
ほんとはこんな曲が結婚式で歌われると良いと思うんですよね。
タイアップはありませんでしが、FLYING KIDSのシングルの中でも屈指の名作だと思います。
TOP5 僕であるために
「僕であるために」は1996年11月にリリースされたFLYING KIDSの17枚目のシングルです。
タイアップはテレビアニメ「逮捕しちゃうぞ」の2代目オープニングテーマでした。

曲の構成がAメロ→サビ→Aメロ→サビ→Bメロとなっており、作曲になんともいえない潔さを感じました。
通常のAメロ→Bメロ→サビも王道で好きですが、この曲の様な構成は非常に聴きやすく入りやすいなぁと思います。それにシンプルですよね(^^)/
それにしてもなんて気持ちの良いサビなんでしょうか・・・ 何度でも聴いていられる曲です。
季節関係なく、通年聴いていられる名曲ですよね。
TOP4 とまどいの時を越えて
「とまどいの時を越えて」は1995年4月にリリースされたFLYING KIDSの12枚目のシングルです。
タイアップは資生堂「ヘアエッセンスシャンプー」のCMソングでした。

流れる様なサウンドが終始響き渡る名曲であり、イントロからサックスの音が爽快ですよねぇ!
私はFLYING KIDSのデビュー当時の曲を聴いたのは随分後でした。なので、この頃くらいのFLYING KIDSがリアルタイムだったんですよね。
それにしてもポジティブな歌詞ですよねぇ "行こう振り向かず 目をそらさずに"のところでは、ボーカルにも大変力が入ってるのがよく判ります。
音やリズムが引き締まっており、なんともタイトなサウンドが心地よい一曲でした。
個人的な趣向になりますが、FLYING KIDSの曲は疾走感のあるものが好きなので、この曲はほんとによく聴きました。
名曲です(^^)/
TOP3 ディスカバリー
「ディスカバリー」は1996年10月にリリースされたFLYING KIDSの16枚目のシングルです。
タイアップはサッポロビール「冬物語」のCMソングでした。

この曲は私が初めて聴いたFLYING KIDSの曲であり、どハマりした思い出深い一曲です。
当時スノーボードをやっていたのですが、この曲を聴きながらのスノーボードは本当に楽しかったです。
冬の曲でここまで疾走感のある曲って珍しいと思うんですよね。
また、どちらかというとFLYING KIDSはゆったり目の曲が人気あった様にも思えますので、この曲は際立っていた様に思えます。
まさに渾身の一撃の様な曲でした。
イントロから問答無用で走り始め、終始そのテンションが落ちない。
素晴らしい曲だったと思います。
TOP2 暗闇でキッス
「暗闇でキッス〜Kiss in the darkness〜」は1995年8月にリリースされたFLYING KIDSの13枚目のシングルです。
タイアップは「COUNT DOWN TV」のオープニング・テーマでした。

この曲からではないでしょうか?FLYING KIDSがポップス路線に転換したのは。
そういった意味では、この曲はFLYING KIDSの代表曲なのかもしれません。
終始優しいサウンドであり、これまでFLYING KIDSを聴いていなかった方にも大変聴きやすかった一曲だったと思います。
また、曲が全体的にシンプルですよね。そしてサビがとてもキャッチーで誰もが馴染みやすい曲に仕上がっていると思います。
歌詞の内容についてはややネガティブではあるものの、曲調がポジティブな為に明るい曲になっていると思います。
うん。確かにこの曲はFLYING KIDSの代表曲だと思います。
TOP1 風の吹き抜ける場所へ
「風の吹き抜ける場所へ 〜Growin' Up, Blowin' In The Wind〜」は1994年6月にリリースされたFLYING KIDSの10枚目のシングルです。
タイアップは「'94 丸井 夏のキャンペーン『水着&ゆかた』」のCMソングでした。

これぞFLYING KIDSの真骨頂だと思うんですよ!なんともゆったりしててスケール感のある曲だと思います。
流石にFLYING KIDSのシングル売上TOP1だけあって、ベースにしっかりとファンクがあるんですよね。ファンクとポップが絶妙に融合しており、まさに名曲であると思います。
とにかく聴いていて心地よいですね(^^)/
個人的にはこの曲のイントロがファイナルファンタジーのチョコボのテーマに酷似している様に思うんですよね(笑)それもまた良いのですが。
圧巻のTOP1ですよね。やはりFLYING KIDSといえばこの曲を挙げる方が多いのだと思います。
夏にビーチリゾートで聴きたいとは思いますが、都会で聴いていても南国に一瞬でトリップ出来る様な名作だと思います。
納得のTOP1でした!
FLYING KIDSのシングル売上TOP10を聴き直してみて
FLYING KIDSのシングル売上TOP10を聴き直してみていかがだったでしょうか?
懐かしい名曲が盛り沢山だったと思います。
FLYING KIDSの凄いところは、しっかりとしたファンクの下地を持ちながら、それをポップスに見事に融合させ、違和感を感じさせないところにあったのではないでしょうか?
まさに進化を続けたバンドだったのだと思います。
一度解散はしたものの、現在はメンバー編成があった上で精力的に再活動をしているFLYING KIDS。
きっとこれからも我々を楽しませてくれる筈なので、応援したいですね(^^)/
最後までお読み頂き、ありがとうございました。