「たかなシアター六番街」-悪魔のいけにえ-

「たかなシアター六番街」-悪魔のいけにえ-

たかなシアター六番街、今回お届けするのは1970年代ホラーの傑作「悪魔のいけにえ」です。


ご機嫌いかがお過ごしですか?3連休は何をしましたか?



ワタクシはそこそこ充実した日々を過ごせました。ただ会社で風邪が流行っていたので、今更になって発症しましたけども。



連休最終日に病院とはなかなか悲しいもんです。



なんで病気撒き散らす奴って、絶対マスクしないんでせうね。軽いテロですよね、アレ。



「うつされるほうが悪い」ってか?老害もいいとこですわなぁ〜。



亜妖ちゃん激おこすぎて、通天閣のおっちゃんみたいな喋りになっちゃいそう。



よく分からない方は中川家のコント観ましょう。

個人的に結構怖いホラーベスト10に入ります

悪魔のいけにえ

みんな大好き(?)悪魔のいけにえです。



70年代ホラーを代表する超有名作品。観たことのない方も、名前くらいは知ってるんじゃないかしら。



パケがまぁまぁB級テイストですが、舐めてかかると地味に痛い目みます。



古い映画だけど、怖さ満点なんですね〜これが。



人によって意見が割れているみたいだけど、ワタクシ的にはあまり時代を感じさせないといいますか。



超チープ!ってのをあまり想像しない方がいいのかもしれない。チープさだったら前回のバスケットケースの方が断然上です。



何回かこれ観てるんですけど、じっとりした不気味さがより恐怖を掻き立てるのですよ。



ちょっぴりグロ耐性のない方には、厳しいかもしれません。

だいたい若者集団が被害に遭うお約束

よくあるB級ホラーでも、馬鹿騒ぎしている男女の集団が被害に遭うじゃないですか。まぁそれとだいたい同じです。



ただ馬鹿騒ぎ、ってほどじゃありませんけど。



冒頭部分は今後の不穏な展開を予知させるナレーションから始まります。



このナレーションで「あーこいつらやられるんやな」ってのが一発で分かります。



そして近頃、墓荒らしが頻発しているというニュースが。

あんまり画像が怖いもんだから、SNOWのネコ風に落書きしたら可愛くなってしまった。やりすぎた。



実際は肉肉しくてキモいんで注意してくださいね。のっけからわずか数分でこれ出てきますからね。

オープンニングからもう恐ろしい雰囲気がドロドロと伝わってきますね。こういった演出も、ワタクシがこの作品を好む理由の一つであります。



さて、シーンは切り替わり、若者達の場面へ。彼らは車に乗って、お墓参りへやってきました。



墓荒らしのニュースが流れていながら、幸いにもおじいちゃんの墓は無事。若者達も一安心です。



墓参りを終わらせ、再び車を走らせるのですが、途中ヒッチハイカーに出会います。



「乗せるか、どうするか?」と小さな討論を終え、心優しい彼らは乗せてあげることに。

画像の通り、トンデモヤバい野郎なんですけども。



常にヘラヘラしているし、乗ってくると同時にヘッドチーズ(豚さんのヘッドを使った煮込み料理)の詳し〜い作りかたを説明したり、車内の空気が一気におかしくなります。



「牛さんを殺すときはハンマーで」とかいらん説明までしてくれます。怖い。



しかも急にナイフで自分の手を切り出したり、カメラで写真を撮り出したり謎行動を連発。



若者達は一斉にドン引き。



しかもこのヒッチハイカー、「家まで送ってほしい」とか図々しい要求をしてくるのです。

彼らもこの表情。「近いなら歩いていけば」等とヤツが車から降りるようなんとか誘導します。



しかしヤツはめげません、勝手に写真を撮っておきながら

一方的な金銭要求をしてきます。誰も撮ってなんて言ってませんよ!



写真を突き返したら突き返したで、車内で写真を燃やすといった暴挙に出ます。



とんでもないサイコパスを車に乗せてしまいました。

とにかくサイコ野郎の暴走は止まらない!!!!!

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