「傷だらけの天使」の舞台となった“エンジェルビル”こと代々木会館が解体へ。
2019年3月に世を去った萩原健一の代表作で、1974年から1975年にかけて放送されたドラマ「傷だらけの天使」のロケ地として使用された東京・代々木の“エンジェルビル”こと代々木会館が、このたび解体されることが明らかとなりました。
現場には解体工事のお知らせが貼られています。
現地に貼られた告知によれば、8月1日から来年1月31日にかけてビルの解体工事が行われるとのこと。6月27日までビルの1階で営業を続けていた居酒屋には、営業最終日に往時を偲ぶショーケンのファンが訪れていたとのことです。
「傷だらけの天使」の聖地となった代々木会館。その後はどうなっていた?
「傷だらけの天使」でショーケンがオープニングで牛乳を飲んだりするシーンが撮影された、あのペントハウス。あの部屋は代々木会館の屋上にあり、現在もその姿を外から確認することが出来ます。
「エンジェルビル」ドラマ放送後は廃墟化。
オサム(萩原健一)とアキラ(水谷豊)の生活が染みついた「エンジェルビル」。ドラマの放送後はテナントが減少し、地上8階、地下1階のうち、4階より上と地下が廃墟化。直近では、1階の居酒屋と3階の古書店が営業するのみとなっていました。
昭和から平成、そして令和の時代となり、色褪せながらも存在し続けていたエンジェルビル。そのビルが、ショーケンの亡くなったのと同じ年に姿を消すというのは、因果なものを感じてしまいますね。これも時代の流れなのでしょうが、昭和がさらに遠くになってしまったと感じます。
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代々木会館へのアクセスはこちらです。
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