「サンセット・メモリー」でソロとしてブレイクした【杉村尚美】

「サンセット・メモリー」でソロとしてブレイクした【杉村尚美】

皆さんは1981年にドラマ『炎の犬』の主題歌となり大ヒットした杉村尚美さんの「サンセット・メモリー」を覚えてますか?大変懐かしい楽曲だと思います。それでは現在の杉村尚美さんにも触れつつ聴き直してみたいと思います。


杉村尚美とは

杉村尚美さんはフォークコンサートで知り合った武田清一さん、中村幸雄さんと「日暮し」を結成し、1977年に発売したシングル「い・に・し・え」がヒットさせました。

その後ソロで再デビューを果たし「サンセット・メモリー」を発売しました。

楽曲数こそ少ないものの「サンセット・メモリー」のヒットにより、杉村尚美さんの名前は印象に残っている方も多いのではないでしょうか?

それではさっそく聴き直してみましょう!
と、その前にちょっとだけ杉村尚美さんの現在について触れてみたいと思います。

杉村尚美の現在は?

結婚を機に引退された杉村尚美さんは、一時期美容アドバイザーをされていたそうです。
その後は専業主婦として暮らしているとか。
お子さんやお孫さんもいらっしゃる様です。
ご本人には芸能活動再開の意思は無いそうで、ちょっと残念ですねぇ

「日暮し」元ボーカル杉村尚美さん 復帰望む声も興味なし|日刊ゲンダイDIGITAL

ヒット曲「サンセット・メモリー」

「サンセット・メモリー」は1981年1月に発売された杉村尚美さんのソロとしてのファーストシングルです。

日本テレビのドラマ『炎の犬』の主題歌となりました。

「日暮し」解散後、しばらく芸能活動をしていなかった杉村尚美さんですが、急にこの「サンセット・メモリー」の話しがきたらしく、ソロとしてデビューするきっかけとなったそうです。

「サンセット・メモリー」は46万枚という売上を記録し、大ヒットとなりました。
ただ、ご本人としてはこのヒットの為に一般的とはかけ離れてしまった自分を感じていた為、大変な思いが多かったとか。

名曲でありヒット曲であるが故の葛藤もあったのかもしれませんね。

歌詞について

なんとも情緒的な歌詞だと思いました。



"ブロンズの風の中 きらめくメモリー"

この歌詞はほんとにセンスあるなぁと思いました。

ブロンズの風なんて表現、なかなか出来ませんよね。

作曲に携わった人達

作詞:竜真知子

竜真知子さんは愛知県出身の作詞家、訳詞家です。青山学院大学を卒業されています。
夫は矢沢永吉さんのバックメンバーを務めたことで有名な相沢行夫さんです。

作詞した代表曲には、一風堂の「すみれ September Love」、狩人の「あずさ2号」、河合奈保子さんの「17才」、キャンディーズの「ハートのエースが出てこない」などがあります。
個人的には『聖闘士星矢』の主題歌「ペガサス幻想」を作詞された方と知って感動しています。

作曲・編曲:木森敏之

木森敏之さんは北海道札幌市出身の作曲家・編曲家です。日本大学芸術学部を卒業されています。

ヒットメーカーとして知られ数多くの作品に携わった方なのですが、1988年に40歳の若さでこの世を去っています。

代表作には岩崎宏美さんの「聖母(マドンナ)たちのララバイ」、中村雅俊さんの「心の色」、渡辺徹さんの「愛の中へ」などがありました。

関連するキーワード


ヒット曲 邦楽 1981年

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