最終回の当日には、深夜にもかかわらずTBSの前にファン約300人が集まり、
持参したラジオで最後の放送をみんなで聞いていました。
そしてチャコの「わあー、もう終わっちゃう」「お元気よう」が流れ
放送が終了しても、誰も帰ろうとしなかったそうです。
パックの卒業式
パックインミュージックは、15年前、番組が開始される際に
お披露目の公開放送(前夜祭)をしています。
その時に、比較的名の通った他の曜日のパーソナリティは拍手で迎えられたのに
当時ほぼ知名度のなかった野沢那智・白石冬美の金曜コンビに対し
会場からは何の反応もなかったといいます。
7月31日(土)深夜、番組終了にあたり、パックの最後の放送は公開放送で行われました。
その時の挨拶でナッちゃんが、前夜祭で反応が全く無かったことを挙げ
「とっても辛い思い出でした」
「くっそー、絶対に最後まで残ってやる、なんてバカみたいなことを考えたのが
良かったのか悪かったのか15年続きました」と挨拶すると
とても大きな拍手と歓声が起きたことを覚えています。
パックに寄せられた投書の数は1,122万通にのぼったそうです。
ナチチャコパックは、いつまでも記録に残る番組として、
また、同時代を生きた共通の記憶として、
私のように、当時深夜によろこびを見出していた人たちの
楽しい、素敵な思い出となっています。
最後は金パのエンディング、「シバの女王」を聞いてくださいね。
それではみなさま、お元気よう。
