シャネルズとは

シャネルズは1975年にリードボーカルの鈴木雅之さんが中心となり、高校時代の仲間と結成されました。
シャネルズというグループ名は、憧れていたアメリカのオールディーズバンドの「シャ・ナ・ナ」とドゥーワップグループ「ザ・チャンネルズ」からとって名付けられました。
アマチュアとして活動していた頃から人気があり、メジャーデビューを果たした時には顔を黒塗りすることで、ブラックミュージックの雰囲気を出したことが話題となり、お茶の間でも一躍人気グループとなりました。
その後、グループ名をラッツ&スターに変更していますが、変更の理由については明確な発言はなく、ドゥーワップにとらわれないグループを目指すためと言われています。
現在は活動休止となっています。
リードボーカルの鈴木雅之

鈴木雅之さんの幼少時代は内気で自己主張が苦手だったそうです。女番長だったお姉さんといつも行動していたとか。その影響で自身も不良になったといいます。
鈴木雅之さん、めちゃくちゃカッコイイですよね(^^)/
年齢を重ねるごとにカッコよくなってるので、今後が恐ろしいです(笑)
大ヒット曲「ランナウェイ」
「ランナウェイ」は1980年2月にリリースされたシャネルズのデビューシングルです。
パイオニアのラジカセ『ランナウェイ』のCMソングに起用されました。

懐かしのレコード版の画像が見つかりました!
当時このレコードを購入された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
画像が小さくて確認し辛いかもしれませんが、ジャケットの裏面にはメンバーの詳細と歌詞が書かれています。
今ではなかなか貴重なものなのではないでしょうか?

「ランナウェイ」というタイトルは、アメリカの歌手であるデル・シャノンの1961年の大ヒット曲「悲しき街角」の原題「Runaway」から転用しています。
その後「ランナウェイ」はアメリカのロサンゼルスで披露されることになります。その際、作詞を担当した湯川れい子さんによって英語バージョンの作詞がされており、このバージョンはアルバム『LIVE AT WHISKY A GO GO』に収録されています。
不覚にも「ランナウェイ」がシャネルズのデビュー曲であったことを知りませんでした・・・
シャネルズはアマチュア時代からCMを担当するなど、大変人気があったそうですから、デビュー曲でいきなり大ヒットしたことも頷けますね(^^)/
「ランナウェイ」に携わった人達
デビュー曲から実力派の方達に楽曲製作をして貰っているシャネルズ。
余程の期待感と実力があったのだと思われます。
それでは「ランナウェイ」の楽曲製作に携わった方を確認してみたいと思います。
作詞:湯川れい子

湯川れい子さんとえば音楽界の重鎮の様な方で、日本の音楽評論家・作詞家・翻訳家として活躍されております。
数多くの作詞を行っており、小林明子さんの「恋におちて -Fall in love-」など、大ヒット曲も手掛けてらっしゃいます。
今でも現役で活動中の湯川れい子さんには、これからも末永く活躍して頂きたいと思います。
Office Rainbow...湯川れい子音楽事務所♪
作曲・編曲:井上忠夫

井上忠夫は井上大輔さんの本名であり旧芸名でした。
1963年に【ジャッキー吉川とブルー・コメッツ】に参加し「青い瞳」「ブルー・シャトウ」などの曲を書いてヒットさせました。
その後作曲家に転向し、「学園天国」「ランナウェイ」など、数多くのヒット曲を放っています。
特筆すべきは、ガンダムの劇場版の主題歌やコカ・コーラのCM曲「I FEEL COKE」などを手掛けたことでしょうか
2000年5月に亡くなれています。享年58歳。
シャネルズの「ランナウェイ」を聴き直してみて
今回はシャネルズの「ランナウェイ」を聴き直してみました。
懐かしい曲ではあるのですが、サウンドが古く感じないのはお見事だなぁと思いました。
ラッツ&スターはあくまでも活動休止であって解散ではありません。
いつかまた活動再開をしてくれることを祈っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました~(^^)/