ちなみに、シリーズの生みの親であるサモ・ハン・キンポーは、シリーズ4作目にして完結編と銘打ったこの『霊幻道士完結篇 最後の霊戦』を最後にシリーズの製作から退いています。
サモ・ハン・キンポーにしてみれば『燃えよデブゴン』に並ぶ自身の代表作でもあった筈なので、退くにあたっては色々な思いもあったのだろうなぁと感じました。まぁ やりきった感があったのかもしれませんねぇ
それにしてもアンソニー・チェン演じる「ゴクウ道士」とウー・マ演じる「あんぱん和尚」の犬猿の仲が繰り出すやり取りは面白かったですよね(^^)/
コメディーのことをよく研究している作品だと感じました。
作品が妖怪であったり死体であるキョンシーなどのダークなイメージを持ちやすい作品になりそうなところ、思い切ってコメディー要素を上手く組み込んだことが、このシリーズ最大のヒット要因だと思われます。
『霊幻道士完結篇 最後の霊戦』を振り返ってみて
『霊幻道士完結篇 最後の霊戦』はいかがだったでしょうか?
あ~観た観た!懐かし~!!という方もいらっしゃったのではないでしょうか?
この霊幻道士シリーズは、後に台湾で製作される幽幻道士シリーズの源流でもありました。
また、キョンシーシリーズの元祖とも呼べるシリーズの完結編でもあり、制作サイドの思いも伝わってくる力作だったと思います。
キョンシーシリーズはまだまだこれからも続いていくと思いますので、今後も楽しみですね(^^)/
それでは最後までお読み頂き、ありがとうございました!!
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