シニータについて

シニータといえば直ぐに頭に浮かんでくるのはユーロビートではないでしょうか?
我々ミドルエッジ世代が青春真っ盛りだった頃にガンガン流れていたユーロビートの中には、必ずシニータの曲が入っていたと思います。
シニータはアメリカ生まれではあったものの、幼少期からの生活基盤はイギリスであり、人気を博したのもヨーロッパでした。
初めはミュージカルなどでショービジネスの実績を積み、1983年に歌手としてデビューすることになります。
しかし、なかなかヒット曲に恵まれなかったのですが、イギリスで著名な音楽プロデューサーであるサイモン・コーウェルと出会い、ようやくヒット曲を送り出すことに成功します。
その後、この時代の音楽シーンを牽引していたイギリスの音楽プロデューサーチームであるストック・エイトキン・ウォーターマンがバックに付くことになり、ヒット曲を連発させることになります。
尚、当時売れに売れていたシニータでしたが、お付き合いしていたのは無名時代のブラッド・ピットでした。男を見る目がありますね(笑)
シニータ オフィシャルホームページはこちら
Sinitta — Sinitta
ストック・エイトキン・ウォーターマンとは
1980年代初頭に流行し始めたハイ・エナジーの技法を徹底的に高度化しポップスとして完成させ、1985年以降に現れたユーロビートと呼ばれる音楽ジャンルを牽引した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3ストック・エイトキン・ウォーターマン - Wikipedia

イギリスのプロデューサーチームであるストック・エイトキン・ウォーターマン(Stock Aitken Waterman)は、カイリー・ミノーグをはじめ、リック・アストリー、バナナラマなどの時代を席巻した多くのアーティスト達のプロデュースを手掛け、1980年代の音楽シーンをリードし続けた、まさにプロフェッショナル集団でした。
ちなみに、あの小室哲哉さんもストック・エイトキン・ウォーターマンのやり方から多くのことを学んだといわれています。
世界中に影響を与えた人達です。
シニータの楽曲を聴き直す
シニータには多くのヒット曲がありますが、ここではその中の代表的な曲を振り返ってみたいと思います。
1980年代の懐かしい代表的なサウンドが聴けるので、是非確認してみてくださいね(^^)/
So Macho
「So Macho」は1985年にリリースされたシニータのセカンドシングルでした。
ファーストアルバムである『Sinitta!』に収録されています。

う~ん やっぱり女性はマッチョな男性が好きなのでしょうか?
やたらマッチョが良い!と歌ってますよね(笑)
この曲は当時のクラブシーンでかなりの支持をされた様で、イギリスではランキング2位になったシニータにとっては初のヒット曲となりました。
Toy Boy
1987年にリリースされたこの曲は、ファーストアルバムから4枚目とあるシングルでした。
イギリスのシングルチャートでは最高4位になりました。

この曲こそシニータの代表曲であり、ストック・エイトキン・ウォーターマンの真骨頂だと思います。
この当時のディスコでは散々流れていたのではないでしょうか?とにかく良い曲が多かった時代だと思います。
ちなみに、Toy Boyには「年上の女性の愛人」という意味もあるとか。要するに年長の女性の若い男性の恋人という意味ですかねぇ
ブラッド・ピッドもシニータより1歳年下でしたから、当時のことを歌っていたのかもしれませんね(^^)/
GTO
1987年にリリースされたこのシングルはデビューアルバムから5枚目のシングルとしてリリースされました。

この曲のタイトルであるGTOとは、フェラーリ250 GTOのことを指しています。
"私も彼のGTOが好きよ"と歌っていますね。
私なんかはGTOと聞くと三菱の赤いGTOが頭に浮かぶのですが、そこはやはりイギリスでしょね。フェラーリーだもんなぁ・・・ カッコイイ!!
シニータを聴き直してみて
懐かしいサウンドを聴かせてくれたシニータはいかがだったでしょうか?
きっと私だけではないと思うのですが、シニータの最もヒットした曲「Toy Boy」は、やたらとカイリー・ミノーグの「I should be so lucky」とサウンドが似てましたよね!調べてみたところ、やはりどちらの曲もストック・エイトキン・ウォーターマンプロデュースでした。
しかし、これだけ世界中に浸透する大ヒット曲を量産出来たって凄いことですよね。
いつかストック・エイトキン・ウォーターマンの単独記事を書いてみたいと思いました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました(^^)/