エンコとは指ではないですよ、エンジン故障などの略です。
信号待ち等で急にエンジンが止まって「マジ?、エンコした~!」などと使っていました。
昭和の車って、何故かよく止まったので、フツーに使われていました。
因みに、エンジンがダメになっちゃう事は『シャカった!』等。御釈迦からきています。
⑦エンブレ
エンジンブレーキの略です。
本来、エンジンブレーキは、マニュアル車ならニュートラル(N)以外のギヤに入れたまま走行中にアクセルを戻す、オートマ車ならDやS、古いクルマなら2、1、Lなどに入れたままでアクセルを戻す事を言います。
何故か私が若い頃は、アクセルを1度吹かせてギアを1段下のギア(1段低いギア)に下げることを言いました。
例えば、4速で走行している場合、アクセルを1度踏んでから3速落とす事です。
正式には、これはシフトダウンと言います。何故エンブレと言っていたのか・・・
『ブンブブーン』と音をたてよく急なブレーキが必要な時に使いました。
⑧ホイルスピン
正式にはホイールスピン。車をスタートの際などに、後輪が空回りしてしまう事を言います。
今時は、まず見かけませんが、私が20代の頃は流行り、目立ちたい時など信号待ちから走り出すとき『キキキー』とタイヤを鳴らして遊んでいました。
⑨エンジンスワップ
オースチン・ミニにホンダVTECエンジンを載せた例
元々載っていたエンジンから、より高性能、大排気量である違う車種のエンジンに載せかえる事を言います。
エンジンスワップ又は載せ替え、とも言われていました。
⑩ニコイチ
ニコイチは幾つか有ります。
複数の個体から1つの個体を構成すること。特に、「同型機種のジャンク品が複数あってそれぞれ違う場所が壊れている」という状況下において、そのうちのいくつかを部品取りにして残ったいくつかの個体を再生する手法のこと。
①前半分が事故った車に後ろ半分が事故った車の前側を合体させて1台の車を作ってしまう事。
②盗難車に事故車などの同じ車種のナンバーを付け替える事。
③偽装ナンバープレートを盗難車に取り付ける場合。
全てニコイチとかニコイチ車と呼んでいました。
⑪ジャンプ
ジャンプコード
週刊少年〇〇でもなければ、飛び上がる事でもありません。
バッテリーが上がって、他車から電気を充電させてもらう事を言います。
使うコードがジャンプコードといい、そこからきています。
昭和の車って何故か、やたらとバッテリーが上がり出かけようすると上がってるなんてザラでした。
その都度、タクシーなど止めてお願いするのですが、面倒なのか『ジャンプコード無いよ!』と言われるので、『コードはあります!』と常にトランクに常備していたものでした。
⑫エンスト