吉川晃司とは

広島県出身の吉川晃司さん。学生時代は水球の選手として大活躍されていました。
その吉川晃司さんが何故音楽の道に進んだかというと・・・
それは佐野元春さんのライブを観たことがきっかけでした。相当なショックを受けたそうです。
その後、自分で自分を売り込み、1984年2月1日にリリースされたモニカでデビュー。それからも音楽活動を続け、布袋寅泰さんとのユニットであるCOMPLEXでは数々のヒット曲を飛ばしました。
俳優業も行っており、芸能多方面で活躍されています。
吉川晃司 公式ホームページはこちら
K2 NET CAST [KIKKAWA KOJI OFFICIAL WEB SITE]
「ラ・ヴィアンローズ」について
「ラ・ヴィアンローズ」(英字表記:LA VIE EN ROSE)は、1984年9月10日にリリースされた吉川晃司さんの3枚目のシングルです。

ちょっとメロディーラインが独特ですよね。
歌いこなすのは、結構難しかったのではないでしょうか?
作曲した大沢誉志幸さんは度々セルフカバーで歌っていますが、いっそのこと自分で歌えばよかったと冗談交じりで言っていたそうです。
個人的にはこの曲は吉川晃司さんにとても合ってると思います。
それにしても吉川晃司さん、めちゃくちゃかっこつけてますよね!(笑)
でも、かっこつけてるいうより、カッコイイんですよねぇ・・・
個人的には最近の渋みを増した吉川晃司さんが大好きです! 若い頃より今の方がカッコイイと思ってます(^^)/
「ラ・ヴィアンローズ」の作曲に携わった人達
この曲を作曲するにあたって、大変豪華な顔ぶれが揃っています。
吉川晃司さんも、さぞ嬉しかったのではないでしょうか?
作詞:売野雅勇

売野雅勇さんは、中森明菜さんの「少女A」が大ヒットしたことを皮切りに、作曲家の芹澤廣明さんとコンビを組んでチェッカーズのヒット曲を連発しました。
売野雅勇さんについては、ミドルエッジのインタビュー記事もありますので、是非そちらも合わせて読んでみてくださいね(^^)/
作曲:大沢誉志幸

大沢誉志幸さんといえば「そして僕は途方に暮れる」ですよね!
めっちゃくちゃ好きな曲です(^^)/
この「ラ・ビアンローズ」を作曲した際、日本語が非常に乗り難いメロディーラインであった為、「やれるもんならやってみろ!」という気持ちで売野雅勇さんに渡したところ、見事に歌詞をのせてきたので、大沢誉志幸さんは大変驚いたというエピソードがあります。
編曲:大村雅朗

主に編曲家として著名な大村雅朗さん。
1978年には八神純子さんの「みずいろの雨」を編曲し注目され、その後も山口百恵さんの「謝肉祭」、松田聖子さんの「青い珊瑚礁」、吉川晃司のデビューシングルである「モニカ」、大沢誉志幸さんの代表曲である「そして僕は途方に暮れる」、小室哲哉さんが作曲した渡辺美里さんの「My Revolution」等々、数々の編曲を手掛け、1983年の松田聖子さんが歌った「SWEET MEMORIES」では第25回日本レコード大賞で編曲賞を受賞しています。
「ラ・ヴィアンローズ」を聴きなしてみて
この曲を掘り下げてみると、やはり楽曲製作に携わった方々の凄さが判ります。
作詞家として有名な売野雅勇さん、エピックを代表するアーティストだった大沢誉志幸さん、編曲家として著名な大村雅朗さん、それを歌いこなす吉川晃司さん。役者が揃っていますよねぇ(^^)/
こんな豪華な顔ぶれに楽曲を提供してもらえるなんて、なんだか吉川晃司さんが羨ましくて仕方がありません。いいなぁ・・・(笑)
と、いうことで、最後までお読みいただきありがとうございました!
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