再び世界ランキング1位に
ウィンブルドンにおいて、セリーナ選手とビーナス(姉)は5年ぶりに「4大大会の姉妹対決決勝」を復活させたが決勝戦では姉のビーナス選手に ストレートで敗れ、2007年全豪オープン以来の4大大会シングルス優勝を逃した。(姉のビーナス選手の勝利は2001年全米オープン以来となる。)
全米オープンでは準々決勝が姉妹対決になり、セリーナ選手がビーナス選手に勝利を収める。
6年ぶりの決勝戦で、セリーナ選手はエレナ・ヤンコビッチ選手(セルビア)を 破り、全米オープン女子シングルスで6年ぶり3度目の優勝を達成した。
史上最高額の罰金
今回の全米オープン『大坂なおみ選手との決勝』でも罰金が科されることになったセリーナ選手過去にもテニス界史上最高額の罰金処分を受けています。
2009年の全米オープンでは準決勝でキム・クライシュテルス選手(ベルギー)との試合中、フットフォルト(2ndサーブ)を取られ、その判定への不満から線審に暴言を吐き、ポイントがクライシュテルスに入り、そのまま敗れた(セリーナは第1セットを取られた瞬間もラケットをコートに叩き付け破壊しており、注意が与えられていた)。
この一連の行動にテニス界史上最高額の罰金8万2500ドル(920万円)の処分を受けています。
ランキングは100位以下
2010年全豪オープンとウィンブルドンでそれぞれ優勝し、連覇を達成したが,
それ以降故障により欠場を続け、世界ランキング1位を明け渡すことになった。
更に前年から引き続き脚の負傷により休養していたが、肺塞栓症による入院も重なり、シーズン前半は全く試合にでることができず、ようやくウィンブルドンの前哨戦で復帰したがこの大会では2回戦で敗退し、前年獲得したポイントを失い、ランキングは100位以下にまで下降した。
その後バンク・オブ・ウエスト・クラシックとロジャーズ・カップで連勝し、2011年全米オープンでは第28シードで出場し、3年ぶりに決勝進出を果たしたが決勝まですべてストレートで勝ちあがり、セリーナ選手が圧倒的有利とされたが、サマンサ・ストーサー選手にまさかの 完敗した。
この試合中、セリーナ選手がボールを放った後に「カモン」と大きな声で叫んだことを相手のプレーへの妨害と取られ、ポイントペナルティによりゲームを失った。この判定に対してセリーナ選手は審判に対して執拗に非難する言葉を浴びせ、大会後その行為に対して2000ドル(222,868円)の罰金が科せられた。
2012年からの快進撃
2009年から不調だったセリーナ選手2012年のウィンブルドン決勝でアグニエシュカ・ラドワンスカ選手に勝利し、2年ぶり5度目の優勝を果たしました(4大大会女子シングルス優勝回数は14回)。
又、この年のロンドンオリンピックでは、決勝でマリア・シャラポワ選手に 完勝し、シングルスで初の金メダルを獲得しています。
この勝利によりシングルスでの生涯ゴールデンスラムを達成し、男女を通じて史上初めてシングルス、ダブルスのゴールデンスラム達成者となった。
さらに全米オープンでは決勝で世界ランキング1位のビクトリア・アザレンカ選手を下し、全米オープン4度目の優勝を飾った。
最終戦のWTAツアー選手権でも決勝でマリア・シャラポワ選手を破って3年ぶり3度目の優勝を遂げ、2012年シーズンをシングルスツアー7勝、通算58勝4敗、世界ランキング3位で終えたが、
勝ち星、勝率ともにグランドスラム3冠を達成した2002年を上回り、彼女にとって生涯最高という年となった。
史上最年長記録
2013年シーズン初戦のブリスベーンの大会にて、決勝でアナスタシア・パブリュチェンコワ選手をストレートで破り優勝。
次のドーハの大会で準決勝に進出したことにより、翌週2月18日付の世界ランキングで1位に返り咲くことが決まった。31歳4カ月でのランキング1位はクリス・エバート選手が1985年に記録した30歳11ヶ月の史上最年長記録を塗り替えることとなった。
史上初賞金額女王
2013年最終戦となったWTAチャンピオンシップスではラウンドロビンで3戦全勝し、準決勝ではエレナ・ヤンコビッチ選手を、決勝では李娜選手をそれぞれフルセットで下し、ジュスティーヌ・エナン選手以来の大会連覇を達成した。
2013年シーズンはグランドスラムは全仏オープンと全米オープンの2勝にとどまったものの、11タイトル、78勝4敗、勝率95%、獲得賞金1238万ドル(13億8千万円)とそれぞれ自己最高の成績を残した。特に獲得賞金は女子としては史上初めて1000万ドルを超え、男子を含めても史上4人目の快挙となった。また生涯獲得賞金額も5000万ドル(55憶7千万円)を突破した。
