Voodooのグラッフィクボードは高価でしたが、3Dゲームに快適な操作性とリアリティを与えてくれた!

Voodooのグラッフィクボードは高価でしたが、3Dゲームに快適な操作性とリアリティを与えてくれた!

グラフィックボードと言ったらVoodooのグラフィックボードという時代がありました。当時のFPSを思い出しながらVoodooの時代を振り帰ってみませんか?高解像度でFPSをプレイするためにも必須なグラフィックボードでした。


グラフィックボード(グラボ)

そもそも当時のパソコンには、グラボが必須のパーツでした。これが無ければ画面を映すことが出来ません。今ではCPUが高機能になり、グラボの持っていた機能も含まれることから必ずしも必要なパーツとは限らなくなりました。

Voodooとは

1995年に3dfx社から発売されたグラフィックチップ(GPU)であるVoodoo、このGPUを搭載したグラボがVoodooと呼ばれていました。当時非常に高機能なこのGPUが生まれたことにより、3Dゲームの進化が始まったとも言えます。
値段は高くて3万円を超えていました。グラボが3万円は当時かなり高いです。
パソコン雑誌でも3DゲームをやるならVoodooを使えと盛んに言われていました。そして私もDoomやQuakeをプレイしたいが為にVoodooの購入です。Voodooはマザボに2枚刺し(SLI)が出来ましたが、同じものが2枚必要です。憧れでしたが、さすがにお金がない。

3dfx Voodoo1

どこで買ったか

秋葉原の小さなパーツショップで購入です。その当時は量販店はまだまだパソコンパーツなど扱っていなく、秋葉原まで買いに行ってたものです。怪しげなものが溢れていたパーツショップ、安い店が無いかとあちこちフラフラして購入先を検討したのものです。怪しい雑居ビルの中によく安いパーツショップが在り、ここ大丈夫かと思いながらお店に入ってました。異常に安いショップを見つけ、本当に大丈夫かと思いながら購入です。

自作のパソコンにVoodooを組み込んだ!

パソコンを安く上げたかったら、自作という風潮がありました。Windowsが出始め頃のdos/v機ですね。日本のパソコンメーカーの高い値段にうんざりしていた頃、また新規格のパーツが次々と出ていた頃なので新パーツが出るとそのパーツのみの交換もしていました。
そこでグラボの交換を行いVoodooにしてみました。ただしこの頃、情報は雑誌のみでしたので余り知識は無かったです。うまく起動するかおっかなびっくりで組み立てを行っていました。

DOS V magazin 1992年1月創刊号

FPS(ファーストパーソン・シューティング)をより楽しむことが出来たVoodoo

Voodooはゲームの為でしたね。それ以外当時はほぼ使い道が無かったのです。そのやりたいゲームといえばFPSのDOOMやQuakeです。
FPSとはファーストパーソン・シューティングのことです。1人称のゲーム、つまり自分から見た視線のゲームです。
DOOMやQuakeは3Dダンジョンものです。特にQuakeは、当時非常にリアルなグラフィックで表現されていて、本当に銃を撃っているような気になりました。ダンジョンを探索中、敵に見つかると攻撃を受けまくるので、いかに敵の攻撃を避け自分の攻撃を当てるか常に緊迫した状況を楽しめました。
Voodooのおかげで、敵が次々と現れる場所でも快適に操作できましたので、敵を倒すというシューティングの醍醐味に集中できたと思います。

ちなみに日本ではファーストパーソン・シューティングと言われていますが、この言葉は和製英語です。英語ではファーストパーソン・シューターと言われています。

FPS

ファーストパーソン・シューティングゲーム - Wikipedia

対人戦FPS

対人戦(マルチプレイ)なので、他の人と互いに撃ちまくります。対人戦は倒されてもすぐに復活するので、余り気にしないで突撃してました!最も突撃するとすぐ倒されます。なんでか、いつの間にかやられています。対戦相手はいつも狙いをつけるのが早すぎます。
プレイしていて気付いたのですが、場所取りもうまいですね。そこから来るか!という感じです。対人戦は時間制限で終わり、その時にスコアが出ます。下手なうちは0勝30敗とかです。負けまくっていました。皆強すぎです。そのうちに何とか勝てるようになり、嬉しくてまたハマってしまうという感じでした。

Voodooの次のグラフィックボード

Voodooは他のグラフィックボード会社に負けてしまいました。3dfx社の方針が技術の流れとずれていったのもありますし、ほかにも他のグラフィックボードメーカーに自社チップを使ってもらえなくなったりし、そして1999年NVIDIA社からGeForceの登場。このグラフィックチップの方が技術の流れに沿っており、Voodooは時代遅れになって行ってしまったのが残念です。
3dfx社は2000年12月に解散されてしまいました。その際グラフィック関連の技術はNVIDIA社に売却されています。この売却によってVoodooの技術は現在でも残り、普遍的に使われています。

Canopus GeForce 256 DDR

現在のグラフィックボード

信じられない程高機能(画面のオブジェクトを常に動かすためのパワー等)になっていますが、値段も超高いです。Voodoo3万円に驚いていたのに、今は普通に5万円を超えてきます。10万円以上もするグラボもあります。この高いグラボを2枚刺しとか、お金かかり過ぎです。
PS4より高機能ですが、電気も大量消費、グラボに専用の電源を繋げないといけませんし、デカイファンもついています。このようなものを使わないと最新の3Dゲームを最高のグラフィック環境で行えないとは、結局今も昔もゲームのためにグラボを購入する必要があるのですね。

GeForce GTX 1070 Founders Edition

グラフィックの進化

グラフィックはワイヤーフレームから始まり、ポリゴンとスプライト処理のグラフィックからフルポリゴンに変わっていきました。テクスチャマッピング(3Dモデル表面に質感を与える)、シェーディング(明暗のコントラストで立体感を与える)など新しい表現方法が次々と追加され、現在のゲームは初めて出たFPSとはもはや別次元のゲームとなっています。
オープンワールドのゲームも多数発売され、この世界でFPSを楽しむことが出来るとは当時は思いもしませんでした。美しい自然を描かれたグラフィックはFPSの世界を変えたと思います。

最後に

1996年、id Softwareから発売された「Quake」のような完全3D化ゲームでは、ゲームを快適に行うために高機能なグラボが必要となりました。この3Dのゲームをプレイする為の最高峰のグラボがVoodooです。安いグラボもありましたが、画面がカクカクしてしまい、まともにゲームとして成り立たないほどでした。このカクカクを解消したくてVoodooを選択しました。
現在でも最高の環境でゲームをプレイしたいならば、高価なグラボが必要となります。高機能で高価なグラボの始まりがVoodooだったのです。そして、Voodooにはその価値は十分にありました。だからこそ皆がこぞってVoodooを求めたのだと思います。

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