比都美(ひとみ)は同性の憧れの幼馴染、杳子(ようこ)ちゃんが好き。
もう一人の腐れ縁の男子高生の学(まなぶ)と共に賑やかな毎日を送っているが、
ある日、比都美の元にラブレターがやってきて……。
比都美はそのラブレターを杳子ちゃんへのラブレターかと思い間違えますが、よく見ると、比都美宛てだと知ると大変驚いて……。
杳子ちゃんに「どうやって断ればいい?」と相談するもの、思いがけない答えが返ってきてしまい。
「杳子ちゃんは比都美が男の子とつきあっても平気なのっ!?杳子ちゃんより好きな人ができてもっ……」
このあたりの下りが個人的に好きです。
友情というより同性愛を含む恋のなせるわざの独占欲。
若いなーなんて思ってしまう。(*´ω`*)
ささやかな幸せの日常はいつまでも続くわけではない。
杳子ちゃんの妊娠によって事態はどんどん変わっていきます。
比都美はその変化をしたたかに受け入れ変わっていく日常を受け入れていく。
10代はなにかと変動の大きいお年頃だったなとふと懐かしみ馳せてしまいたくなるそんな作品です。
ファンの感想
感想
男性でも女性でも成長する、ストーリー仕立てというものは(;゚∀゚)=3ハァハァさせられますねぇ。
(※顔文字…)
とりわけ女の子が切ない痛みを知って成長するのは同じ女性なのだからか、きゅんと胸に迫ります。そして懐かしい。
とくにとりわけ筆者には憧れの同性の方がいましたので、
その方に彼氏ができるとなぜかいらいらいらし、
ジェラシーを感じ切ない思いしてたのはいい思い出。
一体、あれはなんだったのか。(。´・ω・)?
10代の女の子は今思い顧みれば、貴重な日々だったなーと穏やかにくすっと笑えるそんなお話たちが鏤(ちりば)められています。しみじみ。
……年もとるはずですね笑