ミドルエッジ編集部
今回25周年のアニバーサリーイヤーにセルフカバー・アルバムを出そうと思ったのはどんな理由からですか?
【HIROSHI】当時のディレクターさんからお話を頂いて面白いと思ったので。
【TAMA】このタイミングで今まで自分達がやってきたことを確認したいと思った。
【MASASHI】再確認!!
ミドルエッジ編集部
過去の作品たちと向かい合う機会になったと思いますが、各楽曲を発表した当時と心境や技術の違いを感じましたか?
【HIROSHI】当時の事を思い出しながらレコーディング出来たので、今までのレコーディングとはまた違った感覚でした。技術的には確実に向上しているので当時出来なかった音作り等が出来ました!
【MASASHI】ライブで磨き上げてきたんだなぁーと思いましたよ。
【TAMA】そうですね。今の自分の歌だな、と思いました。
ミドルエッジ編集部
セルフカバーするにあたって、一番こだわった点は何ですか?
【MASASHI】ちょい足し、ですかね。当時の音を差し替えたうえで、他の音もちょっと足すような。
【TAMA】歌でこだわった点は、過去の自分に勝とうとしないこと、今の自分の歌を歌うこと。
【HIROSHI】僕はあまりこだわらない事にこだわりました
ミドルエッジ編集部
歴史の長いアーティストがベストアルバムを出すと2枚組とかになることが多いですが、今回1枚にまとめることで選曲に苦労はなかったですか?
【MASASHI】苦労しましたよ。
【TAMA】どの曲も思い入れがあるので苦労しましたが、なるべくみんなが知ってる曲で、ファンがライブで盛り上がっている曲を選びました。
【HIROSHI】CASCADEと言えばこの曲って感じで選曲したと思います。
ミドルエッジ編集部
一番思い出深い曲はどの曲になりますか?
【TAMA】S.O.S ロマンティック。
【MASASHI】YELLOW YELLOW FIRE。
【HIROSHI】全曲思い出深いので一曲に絞れないですね。
ミドルエッジ編集部
新曲「unfairly」は20年近く前の楽曲たちと続けて聴いても全く違和感がありません。
軽快なリズム感と絶妙な躍動感という時が経っても揺るがないCASCADEらしさを感じる一方で、過去の楽曲を現在聴いても古さを感じないことに驚きました。
トレンドに振り回されなかったからこそだと思いますが、それはデビュー当時から意識されていたのですか?
【HIROSHI】特に意識はしていなくて、その時メンバーがやりたい感じをやってきたら結果そうなりました。
【TAMA】CASCADEというフィルターも通して、フレキシブルに音を楽しんできました。
【MASASHI】本当に、好きにやらせてもらいました
ミドルエッジ編集部
8月に行われる結成25周年第三弾ライブについて見どころ、聴きどころをお聞かせください。
【HIROSHI】今年の2月にVol.1、5月にVol.2 と続いているのですが、セルフカバーベストの発売後という事もあるので8月のVol.3 は2月5月以上に盛り上がったライブになると思います!
【MASASHI】スパッと楽しむ、ですよ。
【TAMA】セルフカバーアルバムの曲はもちろんやります、はっちゃけましょう!
ミドルエッジ編集部
最後にミドルエッジ読者とファンの皆さんに伝えたいメッセージをお願いします!
【HIROSHI】ずっと応援してくれている方々は勿論ですが、昔好きだった方やCASCADEを知らない世代の方々にも是非アルバム聴いてもらってライブに足を運んでもらえたら嬉しいです!
【TAMA】よろしくお願いします!
【MASASHI】VIVA NICE TASTE!!
CASCADEの皆さん、ありがとうございました!
