80年代のアニメ作品
この当時のアニメは有名作揃い。今でも思い出せ、テレビでも未だに再放送される名作にあふれていました。
ガンダムの名セリフを思い出しながら、当時のアニメを振り返ってみませんか?
当時の有名な監督
有名な監督の中で「押井守」「富野由悠季」「宮崎駿」「庵野秀明」を取り上げてみたいと思います。
押井守
代表作
うる星やつら オンリー・ユー1983年
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー1984年
紅い眼鏡/The Red Spectacles 実写作品1987年
機動警察パトレイバー1988年
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊1995年
こんな作品ありましたね。懐かしいな。
うる星やつら2の劇場版ビューティフルドリーマーで一躍有名となりました。

押井守
1979年にスタジオピエロに入社し、うる星やつらの制作に携わりました。1983年に「うる星やつら オンリー・ユー」で劇場映画初監督としてデビュー、その後ビューティフル・ドリーマーに携わり、それまでのうる星やつらからは想像できないストーリーが大人気となりました。

うる星やつら オンリー・ユー
押井守の初監督作品である、うる星やつらの初の劇場版オリジナル長編アニメーション。
原作初期のラムとあたるの鬼ごっこを彷彿とさせながら、諸星あたるがラムを助けようと奮闘する物語です。原作者である高橋留美子からは絶賛されましたが、押井本人は後に失敗作と語っています。時間が無く、完成脚本も無い中で完成された作品でした。
富野由悠季
代表作
勇者ライディーン1975年4月~1976年3月
機動戦士ガンダム1979年4月~1980年1月
伝説巨神イデオン1980年5月~1981年1月
重戦機エルガイム1984年2月~1985年2月
OVERMANキングゲイナー2002年9月~2003年3月
タイトルを見ただけでオープニング曲を思い出してしまうアニメばっかりです。富野由悠季のアニメは、子供の頃よく意味が解らないアニメが多かったと思います。しかし機会があればまた見て欲しいアニメです。今見ればそういう事だったんだと再発見ができるアニメ作品です。

富野由悠季
富野由悠季の代表作機動戦士ガンダムは総監督・原作・脚本・演出・絵コンテ・作詞と多岐に渡り携わり、リアルロボットものと言うジャンルを確立した初めての作品です。機動戦士ガンダムは再放送で見た方も多いのでは?私は当時流行っていたガンプラを作ってみてから、アニメに興味を持ちました。

さすらいの太陽
藤川桂介原作、すずき真弓作画によるマンガを原作にしたアニメ作品です。2人の主人公が生まれた家を入れ替わられ、そのことが2人に影響を及ぼしていきます。
芸能界の舞台裏を描写した初めてのアニメ作品になります。ロボットに興味を持っていて、一連の富野由悠季作品を見ていた方は、このようなアニメも作っていたのかと驚くと思います。
宮崎駿
代表作
ルパン三世 カリオストロの城1979年
風の谷のナウシカ1984年
天空の城ラピュタ1986年
となりのトトロ1988年
もののけ姫1997年
ルパンのスピード感あふれる物語はラピュタを想い起こされます。特にルパンの銀行強盗シーンや銭形のカリオストロ城突入シーンは、ラピュタのドーラ一家とのトロッコシーンを連想してしまいます。

宮崎駿
1985年に徳間書店の出資を得てスタジオジブリを設立し、1986年の天空の城ラピュタがスタジオジブリでの初作品となります。人気作揃い故に、自分はコレが1番好きだと他の人と論争になってしまうと思います。

未来少年コナン
未来少年コナンでは監督とは表記されていませんが、実質的には監督みたいなものでした。この作品が宮崎駿の初監督作品と言えます。未来少年コナンと言うと巨大戦略爆撃機ギガントでの戦いが熱かったです。コナンたちがギガントを壊しまくるのを楽しく見てました。
庵野秀明
代表作
トップをねらえ!1988年OVA
ふしぎの海のナディア1990年4月~1991年4月
新世紀エヴァンゲリオン1995年10月~1996年3月
彼氏彼女の事情1998年10月~1999年3月
シン・ゴジラ2016年総監督実写映画
庵野秀明と言ったら新世紀エヴァンゲリオンを思い出すでしょう。またマニアックな所で言うとトップをねらえ!と言う作品があります。このトップをねらえ!が実は私の一番のおすすめ作品です。熱い!!という以外にない作品!!

庵野秀明
ガイナックスの初作品「王立宇宙軍 オネアミスの翼」に携わり、戦闘・ロケット発射シーンをほぼ1人で書き上げ、リアリティを追求するため自衛隊にも体験入隊しています。
新世紀エヴァンゲリオンは1995年に放送開始され、ラスト2話に関しては、当時のパソコン通信で非常に論争になりました。

トップをねらえ!
見たことがない方の多いと思います。何故ならOVA(オリジナルビデオアニメーション)として作られた作品です。物語の最初は特訓シーンが多いのですが、徐々に科学考証を絡めた物語となります。非常にリアルティ溢れ、科学考証が全て本当ではないかと思っていました。
終わりに
当時のアニメには、今でも思い出せるアニメが多かったと思います。曲者揃いの監督とその作品、まだまだ再放送が頻繁に行われている作品も多く、テレビで再放送が行われればつい見てしまうと思います。
中には再放送が難しい作品もありますが、DVD等で見ることが出来ますので、見たことがない作品、見たことがある作品も、もう1度見てみませんか?新しい発見があると思います。