そもそもケロリンってなんだ???
子供の頃に銭湯で当たり前の様に見ていたケロリンの桶。
当たり前過ぎて全く気にも留めてなかったのですが、そもそもケロリンってなんだ???というところから探ってみたいと思います!
ケロリンとは
ケロリンとは、内外薬品株式会社が開発したアスピリンと生薬の桂皮を配合した解熱鎮痛剤です。
確かに桶には内外薬品って書いてありますよねぇ
内外薬品 ケロリン(3包)
【楽天市場】内外薬品の解熱鎮痛薬「ケロリン 3包」頭痛・歯痛・生理痛・神経痛に(代金引換はご利用できません):百選横丁 楽天市場店
う~ん ケロリンかぁ・・・
僕は使ったことないかもしれません。
僕がよく使っていたのはバファリンやセデスで、最近はロキソニンですかね(^_^)
それにしてもケロリンのパッケージ、レトロで味があって良いですねぇ!
本題のケロリン桶について!
ケロリン桶(ケロリンおけ)は、1963年に内外薬品株式会社の鎮痛薬ケロリンの広告媒体として製造が開始されました。
当時から日本全国の銭湯や公衆浴場で使用されている、馴染みの深い黄色いプラスチック製の湯桶ですよね(^^)/
置かれてる場所は、公衆浴場と呼ばれる場所で、銭湯や温泉地、ゴルフ場、ユースホステル、民宿の浴場等になります。
日本国民なら誰もが知ってるのかもしれませんね(^^)/
印字が消えないケロリン桶
そういえばケロリン桶って、かなり丈夫に出来てましたよねぇ!
それにあの内側に印字された文字が、薄れているところを見たことがありません・・・
それもその筈!!
印刷がプラスチックの表面ではなく、内部に埋め込まれるキクプリントという技術を採用しているため文字が消えにくいそうです。
また頑丈であるため、別名「永久桶」と呼ばれると内外薬品さんは説明しています(^^)/
ケロリン桶の初代
なんと・・・ ケロリン桶には白い桶が存在しているそうです!
しかも、白い桶の方が初代だとか(^^)/
こいつは貴重だぜ!!
激レア!幻の白 ケロリン桶
ヤフオクでの出品価格が14,500円?!
即決落札価格が20,000円になってます((+_+))
すげ~~~!!
ケロリンの白桶すげ~~~!!
関東と関西で違うケロリン桶
なんと~~~!!
ケロリン桶は、関東と関西で大きさが異なるんです(>_<)ノシ
まったく知りませんでした・・・
ちなみに製品仕様の違いは以下の通りです。
●A型(関東):重さ360g 直径225mm 高さ115mm
●B型(関西):重さ260g 直径210mm 高さ100mm
僕は関東のしか知りませんが、結構大きさ違いますよね!
何故大きさが違うのか?
どうやら関西の方では、湯舟から桶でかけ湯をする習慣があり、その時に大きな桶だとお湯が入り過ぎて重くなってしまう為、関西方面では小さな桶にしているとか。
へ~ なるほど・・・
ケロリン桶の歴史
もともとは、睦和商事の山浦和明さんが、北海道・登別温泉の風呂桶を見た時に、桶に広告を印刷するアイディアが出たそうです。
そして、ケロリンの拡販を狙っていた内外製薬と独占契約を結ぶことに成功し、販売に至ったそうです。
尚、この当時の風呂桶の主流は木製のものでした。
木製の風呂桶は衛生面で問題があり、ケロリン桶が販売を開始する1963年頃は、丁度木製からプラスチック製に移り変わる時でした。
タイミングも良かったのですねぇ(^^)/
その後、東京の八重洲にあった東京温泉を皮切りに、全国へと普及することになりました。
山浦和明さんさんも内外製薬も、先見の明があったんですね!
現在のケロリン桶は?
勿論現役バリバリで活躍しているケロリン桶ですが、永久桶と言われているくらい壊れません(笑) また銭湯自体も減っているので、もう製造はしていないのかなぁ?と思ったですが・・・
2013年の情報ですが、まだ製造を続けているそうです! 1週間に1,020個作られてるそうですよ(^^)/
その他 ケロリングッズ
大人気のケロリンからはその他にもグッズが販売されていますよ~(^^)/
その一部をちょっとご紹介しちゃいます!!
☆ケロロ☆×ケロリン コラボ桶
ケロリンのお風呂椅子
ケロリンの巾着袋
ケロリン桶を振り返ってみて
いや~ 当然覚えてはいるのですが、最近めっきり銭湯に行かなくなったので、ケロリン桶は見なくなりましたねぇ・・・
でも、なんだか懐かしくなってきたので、ケロリン桶を見に、近所にある銭湯に行ってみますかね(^^)/
最後までお読み頂き、ありがとうございました~!