トヨタ・セラとは?
トヨタ(TO) セラ 1.5 クーペ
セラ(Sera )は、トヨタ自動車が1990年に発売した1,500ccの3ドアクーペの事です。
ほぼノリで作ってしまったのか?
スターレット(P70型)をベースに1987年に開催された第27回東京モーターショーに出展された「AXV-II」の市販化モデルが原型で1990年3月、AXV-IIはほぼコンセプトカーの姿のまま、セラとして市販化されました。
当時はバブル絶頂期、ぶっ飛んだ発想の物が売れる時代でした、しかし正直言って、この車まず売れないだろ~という印象しかありませんでした。
トヨタ・セラ EXY10
プライバシー感ほぼ0
2Fからみたら見たらプライバシー0
ボディの上半身は、ほぼ全てがガラスで占めるというプライバシー感0スタイル。
車内でイチャついたり、お忍びの方や有名人には敬遠されるデザイン。
飛行機の“キャノピー”のような雰囲気なことからトヨタ社は「グラスキャノピー・グラストップ」と呼んでいました。
当時、街中で見かけるセラはほぼ100%の割合でフルスモークでした、だろうね💦
上半身は、ほぼガラス
ガルウイング・・・
トヨタセラ
ガルウイングドアといえば、ランボルギーニ・カウンタックやマクラーレン F1など代表される超高級スポーツカーの専売特許というイメージがありました。
一般レベルで日本で初めて採用したのがこのセラであり、
走行性能を求めるのではなく、あくまで雰囲気を楽しむというコンセプトの自動車であったそうです。
ちなみに、後にも先にも国産車でガルウイングを採用したのはセラとマツダ AZ-1(一部OEMでスズキにも供給)しかないそうです。
やっぱり、小型車でガルウイングって遊び心というよりノリで作った車なのか?
ランボルギーニ・カウンタック
トヨタの高度な技術
安価な小型量産車でこれを企画・設計・販売することにより、トヨタの企業イメージをアピールすることにあった。
ガルウイングドアはその見かけ上、乗降時には周辺に相当なスペースが必要なような感じを受けるが、セラに採用されているガルウィングドアは、全開時でもミニバンクラスの高さより低く、横への振り出しも43cmと通常のドアより狭いスペースでの開閉を可能としている。
ただし、室内からの開閉には一般的なドアのようにノブを引いて横へ押しても開閉しにくく、肘で斜め上に押し上げるなどのコツが必要となる。
トヨタ・セラ トピックス
トヨタ・セラ(リア)