翌日、湖で佐清の逆立ち死体が発見される。
耕助は、佐清の指紋をもう一度取れと署長に進言する。鑑定の結果、佐清の指紋は奉納手形とは一致しなかった。
耕助「すりかわったんですよ。あの仮面を巧みに利用して、本物と偽者がすりかわっていたんですよ」
「じゃあ今朝の逆立ち死体は何者なんだ」
耕助「静馬ということになりますね」
「そうか、わかった! すると犯人は佐清だ」
犯人バレ注意!見てない人は飛ばしましょう。
謎の復員兵の正体は?
「犯人とは別の人間が、殺人の後始末をしているというのが、この事件の特徴なんです」という難事件を見事に解決する金田一耕助。
息子の佐清(すけきよ)と自分が幸せになるために一族の後継者を手にかける松子。
復員兵の正体は、母親(松子)の犯行を全部自分で被ろうとする佐清(本物)だった。
真相を語りだす耕助
僕はこう想うんです。
しまったっ・・・・・、煙草だ・・・・・。
悪魔の手毬唄〈1977年〉
悪魔の手毬唄〈1977年〉
悪魔の手毬唄の見所・あらすじ
女将の青池リカ(岸恵子)
20年前にリカ(岸恵子)の旦那の源次郎は、顔の判別も不能な状態で殺された
一見単純な殺人事件だったんですが、どうにもわしには腑に落ちない点がありましてな。被害者と加害者が、実は逆じゃねえかと