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キテレツ看板・店名シリーズをどうぞ。

麻雀クラブ「雀バル雀」。
壮大なミュージカル「レ・ミゼラブル」を鑑賞しながら麻雀を打つようなイメージがあります。
ジャンバルジャンと麻雀に何の関係もないんですけどね・・・。
レ・ミゼラブル (上) (角川文庫) | ヴィクトル・ユゴー, 永山 篤一 |本 | 通販 | Amazon
こんなに壮大な物語なのに、雀荘の名前にされてしまいました。

婦人服装「キタマン」。
婦人服を売っている店なのに、名前が汚い何かを想像してしまいます。
まあ、想像するほうが下品なのですが・・・。店主に罪はありませんね。
ジーンズショップ「ボーモン」。
「ボー」という語感から、火を吐く怪獣のようなイメージが沸き上がってきます。
どういう意図でこの名前に・・・。
フランスの地名にどうやら「ボーモン」というものがあるようですが、「フランス」と「ジーンズ」との関連性が今度はわかりません。
看板がやたら多い「フケ歯科」。
「フケ」という言葉から「うわーキタナイ!」と想像してしまいますが、これはたぶんお名前が「ふけ」さんという方なのでしょう。
でもお名前ならカタカナでなく、漢字で書いていただきたいものです。カタカナでは誤解を招きます。
しかも看板が密集し過ぎ・・・。
中華・洋食「たばこや」。
中華料理と洋食を一緒に提供しているのもわけわかんないですが、その名前が「たばこや」!。
果たしてたばこは売っているのでしょうか。
ちょっとこれは名づけした人がクレイジーだと思わざるをえません。
世界のコーヒー「よかろう」。
「美鈴がおくる世界のコーヒー 宝 よかろう」と看板に書いてあります。
いきなり「うむ、よかろう」と言われても・・・。
珈琲焙煎工房 美鈴
「美鈴がおくる」のほうは、調べがつきました。
北海道では有名なコーヒーの会社のようですね。
「よかろう」はやっぱりわかりませんでした。

「ブラジル食堂」。
粋な和風ののれんにでかでかと「ブラジル食堂」。
のれんという純和風のアイテムに対して、地球の正反対側のラテンの国ブラジルの名前をでかでかと載せ、しかもまた「食堂」という和風の言葉でしめるという、高度なテクニックを使っているお店ですね。
「理容 ふけ」。
またしても出た「ふけ」さん。
さっきは歯医者さんでしたが、今度はよりによって「理容」!。
理容で「ふけ」はいくらなんでもイメージが悪すぎます。
お名前なら漢字で書いていただきたいと、強く思います。
「エツチ美容室」。
なんということか、Hな美容室!
と思いますが、「エツチ」さんという、こちらもお名前なんでしょうか。
「フケ」さんといい「エツチ」さんといい、わざわざカタカナにしなくても、漢字で書けば、さらしものにならなかったものを・・・と思います。
・・・と思ったらほんとに「エッチ美容室」でした。
しかも昭和7年創業!!これはエッチだ!(意味不明ですが。)
「アソコのカットパーマ店」。
これはもう、絶句せざるを得ませんね。
これも「アソコ」さんなのか?なら漢字で書いてくれ!!と叫びたくなります(大袈裟ですが。)。
チン毛がなぜ縮れてるのか知らない人はこの記事を見ないと後悔するかもしれない。 | 桑原淳 旅人美容師の1000人ヘアカット世界一周の旅
アソコのカットパーマはわかりませんでしたが、検索にこんな記事がひっかかりましたので、ご参考までに・・・。
まとめ。
現在、新しい「VOW」単行本は2年間発行されていません。
今回ご紹介したネタのうち半分ほどは、「電話帳」からのネタです。
昔はいざという時に必ずめくっていた電話帳。
しかし今、お店を探す時に電話帳を使う人はほとんどいないのではないでしょうか。
昔は、電話帳が、商売繁盛のための重要なツールでした。
そのため、見る人の気を引くために、店主さんはいろいろネーミングを考えたと思います。
目立つにはどうしたらいいか。
その結果が、「VOWネタの繁栄」につながったのではないかと思います。
つまり、今流行りの検索サイトのSEO対策は、実は昔から電話帳で既に行われていたんだなあ、などと、春本番を思わせるうららかな日差しの降り注ぐ日に、そう思いました。