今では考えられない!マクセルカセットテープのCMには大物ミュージシャンがバンバン出てたんですよね。

今では考えられない!マクセルカセットテープのCMには大物ミュージシャンがバンバン出てたんですよね。

ザ・モッズ、山下達郎、久保田利伸にTMNなどなどマクセルカセットのCMには、彼らの曲が使われているだけではなく、本人が出演していたんですよね。今となってはその豪華なラインナップに驚くばかりです。


マクセル カセットテープ

近年は目にする機会がなくなりましたが、CD-Rが登場するまで音楽の記録媒体としては、それはもうカセットテープ。カセットテープしかありませんでした。

マクセル カセットテープ

一時期は、TDK、ソニー、FUJI、ナショナルなど多くのメーカーがカセットテープを販売していたものです。音楽を録音することが多かったからでしょう、各社音質にこだわりCMにはミュージシャンを起用していました。
今見直すと、これが素晴らしいミュージシャン、楽曲だったことに驚かされます。
なかでもマクセル(日立ですね)カセットテープのCMは素晴らしいです。そして懐かしです。

大貫妙子&ラジ

日立マクセルカセットテープには意外なミュージシャンが多数起用されていましたが、大貫妙子もその一人でしょう。当時はまだまだ知る人ぞ知るといった存在で、ネットがなかった時代ですから動く大貫妙子を観ることが出来ただけで驚きでした。

CMに使われているのは、1981年10月21日にリリースされた「黒のクレール 」です。

上の動画には、大貫妙子に続いてラジも収められています。ラジというところがまたマニアックな!音楽ファンにとっては当時も今も嬉しいところですね。
よくもまぁ起用したなぁと感心してしまいます。

曲は81年リリースの「ブラック・ムーン」です。

ザ・モッズ

ザ・モッズを一躍有名にした曲「激しい雨が 」。1983年9月21日リリースの彼らにとって4枚目のシングルがCMとして使われました。

お茶の間でザ・モッズが観れる。パンクバンドですからねぇ、大丈夫なのかと心配になりますが、なかなか観る機会がないバンドですから嬉しさよりも驚きが大きかったです。
何より、楽曲も良かったですが、彼らのインパクトが凄く、印象に残るCMでした。

久保田利伸

やたらとカッコいいこのCMを観て、久保田利伸のファンになった人は多かったのではないでしょうか?

1988年にリリースされたサード・アルバム「Such A Funky Thang ! 」の オープニングナンバーである「DANCE IF YOU WANT IT」ですね。
映像、楽曲ともに今見ても最高です!

NATIVE SON

バブル期直前に流行った音楽といえば、フュージョン。ネイティブ・サンもそのひとつですね。1978年3月結成されていますが、メンバーは1960年代からセッションマンとして活動していたということで実力は十分なバンドですからいきなり完成度の高い楽曲を発表しています。

ファースト・アルバムに収録されている「スーパーサファリ」がマクセルカセットテープのCMに使われました。

当時のメンバーは、本田竹広(P)、峰厚介(S),大出元信(G)、川端民生(B),村上寛(Drs)でした。

TMN

1990年10月25日にリリースされたTM NETWORKからは通算7枚目、TMNとしてはファーストアルバムとなる「RHYTHM RED」。人気絶頂時の作品ですね。

このアルバムには「TIME TO COUNT DOWN」と「THE POINT OF LOVERS' NIGHT」の2曲がマクセルのCMソングとして使われています。

外タレ

他にも山下達郎 、渡辺美里やKANなど錚々たるミュージシャンが出演しているのですが、国内に留まらず海外のミュージシャンもいろいろ出ています。

もっとも印象深いのはワム!ですね。

最後のジャンプ・シーンはとても印象的です。

同じイギリスのミュージシャンで、当時日本中のオシャレ大好き人間たちを虜にしたスタイル・カウンシルも出ていました。

これもまた相当にカッコいいですね。さすがバブルといいますか、お金かけてるなぁといった映像が素晴らしい!

アメリカからは、自身もシックで大ヒットを飛ばしつつデビッド・ボウイやダイアナ・ロスなどのプロデュースで飛ぶ鳥を落とす勢いだったナイル・ロジャースなどというシブいものもあります。

この頃はマクセルに限らず、他でも大物タレントをバンバン引っ張り出していました。バブル期の円は強かったということを実感させてくれますね。

さて、最後にもうひとつ。90年代ですが戸川純で締めくくりましょう。

「わからん」。最高ですね!
良い時代だったんだなぁとしみじみ感じます。

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