甘味処&和菓子に関するよもやま話

甘味処&和菓子に関するよもやま話

この前、町をぶらりぶらりと散策していて、肌寒いので甘党の私としては、暖かい「おしるこ」が食べたくなり、和菓子を提供してくれる「甘味処」を探して見たのだが、昔と比べて「甘味処」がほぼ見られなくなった(スマホで検索したら、数件出てきたけど・・・(~_~;))ことに気が付いた。ケーキなど提供する洋菓子店やコーヒーなどを出す喫茶店は、どの町にも必ずと言って良いほどあるのに、何故に「甘味処」がないの??。懐かしさを込めて和菓子と甘味処のよもやま話をしてみよう!!


甘味処のメニューって言えば何はなくとも「あんみつ」、「ところ天」、「おしるこ」でしょう!!

あんみつ(餡蜜)は、賽の目(細かい立方体)状に切った寒天に、茹でて冷やした赤エンドウマメ、小豆餡、求肥、干し杏子などをのせ、みつ(黒蜜や白蜜)をかけて食べる。

あんみつ

なお、小豆餡を入れないものをみつまめと言う。
また、あんみつにも色々なバリエーションがあり、
クリームあんみつ:ホイップした生クリーム、もしくはアイスクリーム(またはソフトクリーム)をのせたもの
白玉あんみつ:白玉をのせたもの
フルーツあんみつ:カットした果物(いちご、キウイフルーツ、サクランボ、パイナップル、ミカンなど)をのせたもの
など多種多様。

ところ天はテングサやオゴノリなどの紅藻類をゆでて煮溶かし、発生した寒天質を冷まして固めた食品。それを「天突き」とよばれる専用の器具を用いて、押し出しながら細い糸状(麺状)に切った形態が一般的である。

ところ天

甘味処では、ところ天に酢醤油をかけるか、黒蜜をかける、二つの食べ方があった。男性陣は圧倒的に酢醤油が多く、女性陣は黒蜜が喜ばれていた記憶が残っている。 

汁粉(しるこ)は、小豆などを砂糖で甘く煮た小豆汁の中に、餅や白玉団子、栗の甘露煮などを入れた食べ物。「おしるこ」とも呼ばれる。関東では漉(こ)し餡を用いたものもつぶし餡を用いたものも汁粉と呼ばれるが、関西では漉(こ)し餡を用いたもの汁粉と呼び、つぶし餡を用いたものはぜんざいと呼び分けるのが通例である。

汁粉(しるこ)

冬も本番になって、みなさんあったかいものが恋しくなってきた頃じゃないでしょうか?。そん時はコーヒーも良いですが、あったか~いおしるこが最高!!。また、おしるこの脇に出て来る、しょっぱい漬物やこんぶの佃煮のおいしいこと!!
私は個人的にはめちゃ辛いキムチと一緒におしるこをすするのがこの上なく幸せを感じるんですが・・・?!

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