美少女アイドルがパンチラを披露しながら戦う『ワンダーモモ』はナムコご乱心ゲームの先駆的一品!?

美少女アイドルがパンチラを披露しながら戦う『ワンダーモモ』はナムコご乱心ゲームの先駆的一品!?

『ワンダーモモ』は、1987年にナムコから発売されたアーケードゲームであり、アクション系ギャルゲーの金字塔です。本作は、「舞台劇『ワンダーモモ』上演中」という設定で進行される横スクロールアクションゲームで、正義の変身ヒロイン「ワンダーモモ」を操作し、悪の怪人軍団をミニスカハイキックで倒していきます(笑)。ヒロインのお色気、待ち構えるカメラ小僧など独特な世界観とノリが話題を呼び、ギャルゲーの先駆けと評されました。


個性的な敵キャラ達

怪人軍団ワルデモン
地球の平和を乱す悪の異次元怪人軍団で、モモの宿敵です。

カメラ小僧
舞台最前列でカメラを構えてうろつくお邪魔キャラクターです。ステージの端々で現れてはローアングルを狙い、カメラのフラッシュを浴びせモモを硬直させてしまいます(ダメージは受けませんが)。変身中であれば写真を撮られても硬直しません。

ここでプレイ動画を見てみましょう

移植版と見比べてみよう

評価点

明るくコミカルな作風と流行りを取り入れたスタイル

キャラ作りに定評のあるナムコらしい、マッピーやパックマンなどのポップでかわいいキャラクターをメインにした作品と同様の、明るくどこか能天気な雰囲気が良い感じです。
80年代の特撮番組とアイドルブームという、80年代当時の流行を取り入れた独特な舞台設定でした。

コミカルに、変身時にはカッコよく決めてくれるBGM

本作のBGMはプログラムを担当した弓達公雄氏が制作しました(サウンドスタッフが他のプロジェクトで多忙だったため)。
後に本作のメインBGMと変身BGMがボーカルアレンジされ、当時定期的にリリースされていたナムコゲームミュージックのアレンジアルバムシリーズに収録されました。2人の歌手による交互歌唱で変身ヒロインの日常と戦士の悲哀をコミカルかつシリアスに歌い上げた名曲です。
更に2005年に歌手兼声優・桃井はるこ氏による書き下ろしの歌詞と、「日本ブレイク工業社歌」で脚光を浴びたミュージシャンmanzo氏の手がけた新規アレンジによるパロディ的カバー楽曲「ワンダーモモーイ」が家庭用『太鼓の達人 とびっきり! アニメスペシャル』に収録されます。AC版『8』『9』に限定収録された他、後に新録シングル版がリリースされました。

敵味方ともボイス付きでよく喋り、演出もセンスがいい

ほとんど棒読みですが(敵味方全て社員が演じているため)声のパターンは非常に多かったです。
演出も凝っていて、ステージ開始時に主役のモモが描かれた緞帳が上がってスタートし、ステージクリアすると緞帳が下りてきます。3面で敵に捕らわれた女学生を助け出すと「どーもありがと」と(棒読みで)お礼を言ってくれたりと、舞台劇という設定を活かした演出にもなかなかのこだわりが感じられます。
エピソード仕立ての構成によりささやかながらもストーリー性が含まれており、特撮ヒロインものならではの熱いノリを感じさせてくれます。
また1プレイあたりのプレイ時間が20分程と短いので、慣れさえすればサクサク進めテンポも良いです。

ヒロインのモモがかわいい

ついつい大見出しにしてしまうくらいに、モモが可愛らしいです。
なんだかんだ賛否両論ながら、主人公のモモは80年代のナムコを代表する人気女性キャラクターとなりました。『ドルアーガシリーズ』のカイ、『ワルキューレシリーズ』のワルキューレと合わせて当時のナムコ三大ヒロインとして多大な人気を集め、一時期ゲーメストの人気キャラ投票で三者で上位を独占するほどの人気を誇っていました。

問題点

操作性の悪さに起因する難易度の高さと舞台劇故の難点

歩くスピード自体は速いものの、自機に慣性が働いているため左右へ方向転換する際の反応が鈍い上に、転倒後の復帰中の無敵時間が極わずかしかなく、硬直時間も長です。
慣れない内は転倒したまま体勢を立て直せず畳み掛けるように敵の攻撃を食らってあっという間にゲームオーバーという事態が頻発し易いため、ストレスが溜まりやすいでしょう。
ちなみによく言われている「左右への向きの転換には正面を挟む」というのは誤りで、横方向を向いた状態で反対方向にレバーを倒すだけで振り向くようになっている。振り向くと同時に歩き出すため、振り向きざまに敵にぶつからないよう、隙を減らすために正面を経由して振り向いているというのが正しい解釈です。この点はインストラクションカード(アーケードゲームの筐体についている説明書みたいなもの)に明記されていなかったため、独特の操作性と相まって多くのプレイヤーが難儀させられました。

今でこそPS移植版やWiiの配信版でパッドでのプレイが可能なので多少は緩和されていますが、当時はただでさえ自由の利きにくいアーケード筐体のレバーであるため、なおのこと動かしにくかった…。この点が本作の難易度を上げている大きな要因であり、敬遠される原因のひとつでもありました。

また、舞台劇という設定上、背景はステージによって変わるもののただの書割(芝居の大道具の一つ)であり、敵以外の障害物やアスレチックなどのギミックも皆無です。
「ザコを倒し力を溜める→ボスキャラ出現→変身してボスを倒しクリア」…と、同じことの繰り返しなので、ゲーム的には単調かもしれません。

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