電波少年で松村邦洋がパトロールに挑んだ企画「エアマックス狩りをやめさせたい!」
1992年から1998年まで、日本テレビ系列で毎週日曜の夜に放送されていたバラエティ番組「進め!電波少年」。
猿岩石やドロンズのヒッチハイクが高い人気を集め、爆風スランプによる応援歌「旅人よ」も大ヒットするなど社会現象とも言える企画を次々に生み出した、現在では制作不可能なぶっ飛んだ番組であった。
一方で、番組の初期に「アポなし」取材をキーワードに活躍していた男がいた。そう、当時持ちネタのバウバウが売りだった松村邦洋である。
松村は渋谷にたむろするチーマーを更生させるべくセンター街へ行くが、チーマーに囲まれどこかへ連れ去られそうになるなど、身体を張った企画を実践していた。
その中でも、大流行していたスニーカー・エアマックスを題材にした企画「エアマックス狩りをやめさせたい!」では、タイトルそのままの行動を実行すべく、池袋西口公園へパトロールに出向いた。
夜の公園では意外とエアマックスは目立たないため、パンツ一丁で園内を歩く松村。カメラマンやスタッフもおらず危険な状況だったが、「エアマックスを盗んでる奴はいないかな」と意気揚々とパトロールを続けていた。
が、案の定すぐに大勢のチーマーに見つかると、注意を促す間もなくパンツを脱がされ、体当たりや腹蹴りを喰らうなど激しく暴行されてしまった。
4コマ漫画にしてみた!




事件の「その後」
それでも気丈に「大丈夫だ、大丈夫だ」「異常なし異常なし」と自分に言い聞かせる松村。しかし、チーマー達に「エアマックスじゃねーか」とエアマックスを履いている事に気付かれ、数人に身体を持ち上げられてしまう。
さすがに危険を察知したスタッフが、直後になんとかロケバスへと逃げ込んだ松村の元へと急ぐ。すると「ちょっとだけ守りました!」と、盗難防止のためアロンアルファで、靴下裏にくっつけていた中敷きだけを履いた松村がそこに居た。
”狩られるほど人気だった商品”をテーマに動画を作りました!
ドラクエⅢにWindows95、エアマックス95にたまごっち。
話題には乗り遅れたくない!そんな大衆心理が社会現象にまで発展してしまった「狩られるほどに流行したモノ」。
時代を体感した方もそうでない方も、ぜひ楽しんでご覧ください。
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イラストレーター・並木モッズのプロフィール
**並木モッズ**
一コマ漫画/風刺漫画/イラストレーター/デザイナー★ダイソー懸賞『まちがいさがしマガジン』イラスト掲載中★1コマ漫画『1億総スキャンダル社会』Smart FLASH[光文社週刊誌]連載中!/★LAのT-Shirt SHOP『popkiller』様にてTシャツ販売中!

並木モッズ(@MozzNamiki)さん | Twitter