伊藤毅⇒桐生第一高校(群馬)
ドラマ『SPEC』などに出演歴のある俳優・伊藤毅。彼は高校時代、群馬の名門校で、1999年・夏には全国制覇も果たしている、桐生第一高校のエースピッチャーとして君臨。
3年次となる2003年夏の甲子園大会には、背番号「1」をつけて出場。130キロ台後半のストレートとキレの良いスライダーを武器に躍動し、桐生第一をベスト4へ導きました。
野球を辞めてからは俳優となり、映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』では早大のエース・岡本英二役、同じく映画で、新垣結衣主演作の『フレフレ少女』でも野球部員役と、個性を活かした役どころを演じています。

伊藤毅
伊藤 毅 | 株式会社ジニアス

伊藤毅(高校球児時代)
時空甲子園:時事ドットコム
美木良介⇒岡山東商業高校(岡山)
「ロングブレスダイエット」で一世を風靡した美木良介。彼は、連続テレビ小説『心はいつもラムネ色』(1984年)、大河ドラマ『武田信玄』(1988年)などへも出演した俳優としても知られています。
そんな美木の出身高校は、甲子園の常連校として名高い、岡山東商業高校。同校で美木は、三塁手として活躍。1975年夏の甲子園には、レギュラーメンバーとして出場を果たしています。

美木良介(現在)
美木良介Plofile | ロングブレスダイエットの美木良介 Official Web Site
ちなみに、高校卒業後、進学した法政大学でも硬式野球部に所属。昭和の怪物・江川卓の2年後輩として活躍し、西武ライオンズからオファーがあったものの、肘の故障を理由にプロの道を断念しています。
八名信夫⇒岡山東商業高校(岡山)
美木の高校における大先輩にあたるのが、悪役紹介の八名信夫です。子供の頃、太平洋戦争経験した八名は、終戦後に連合国軍の兵士がキャッチボールしている姿を見て、野球を始めます。岡山東商業に進学後は、投手陣の柱として躍動。しかし、夏の甲子園出場は叶いませんでした。
その後、明治大学⇒プロ野球・東映フライヤーズと、選手として順調にステップを踏んでいた八名でしたが、近鉄との試合中に腰を骨折し、わずか23歳で引退。その際、球団のオーナーから「長嶋茂雄や王貞治に打たれるより、高倉健に撃たれて来い」と言われ、俳優を志したのは、あまりにも有名です。

八名信夫
八名信夫 プロフィール

フライヤーズの頃
八名信夫の うまいもん紀行・銀座「げん」のお新香
野久保直樹⇒興誠高校
元・ヘキサゴンファミリーであり、羞恥心のメンバーだった野久保直樹。彼は、2学年先輩に小田智之(元・北海道日本ハムファイターズ)や林昌樹(元・広島東洋カープ)も在籍していた興誠高校で、3年次にキャプテンとして活躍。中日ドラゴンズのドラフト候補リストにも名前が挙がっていましたが、本人は芸能界への憧れが強かったため、高校卒業と同時に、スッパリと野球を辞めてしまいます。

野久保 直樹
野久保 直樹(@nokubo_naoki)さん | Twitter
上地雄輔⇒横浜高校
上地雄輔は、6歳から野球を始め、中学生だった91年・94年に、全日本選抜のメンバーとして世界大会にも出場している筋金入りの野球エリート。高校進学にあたってはなんと、計38校からのスカウトを受けていたというから、もはや、プロに行かなかったのが不思議なレベルです。

上地雄輔(現在)
上地雄輔オフィシャルブログ「神児遊助」 Powered by Ameba
上地は当初、茨城の甲子園常連校・常総学院高校への進学に心が傾いていました。しかし、彼は中学3年生の夏に見た、当時横浜高校1年生・丹波慎也の投球に心奪われます。「この人の球を受けてみたい」。そう決意し、スカウトを受けていた中でも、早い段階で候補から外していたはずの横浜高校への進学を決意し、周囲を驚かせたのでした。

上地雄輔(高校球児時代)
上地雄輔さんは横浜高校時代すごい選手だったの?怪我がなけれ... - Yahoo!知恵袋
横浜高校入学後は、1年次から練習試合へ出場し、あこがれの丹波ともバッテリーを組ませられるなど、早くから将来の主力として優遇(※しかし、丹波は1995年8月17日に心臓発作で亡くなってしまう)。2年次から背番号「2」を背負い、当時1年生だった元・メジャーリーガーで現・ソフトバンクホークスの松坂大輔と、バッテリーを組むことになります。

上地雄輔と松坂大輔
遊助新曲MVに松坂大輔が友情出演!奇跡のキャッチボールが実現|ソニーミュージック オフィシャルサイト
しかし、1996年に行われた夏季神奈川大会の試合中、上地は、右肘の神経断裂という大けがを負ってしまいます。それから10ヶ月にわたり、リハビリ生活をつづけた影響もあって、満足のいく活躍ができないまま、彼は高校生活を終えることとなったのでした。
高校卒業にあたって、大学への推薦入学の話も来ていたそうですが、芸能界のスカウトを受けていたこと、高校1年生の時、野球部にジュースの差し入れをもってきた明石家さんまへ、たった一人でお礼を言いに行ったところ「お前、面白いから芸能界に入れ」と言われたことなどが契機となって、上地はタレントデビューを決意します。

タレントとしてブレイクした後、明石家さんまと共演を果たした上地
『さんまのまんま』新婚の上地雄輔が明石家さんまと白熱バトル!?|TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる!
(こじへい)