当時のエースは北別府、大野、川口という3枚看板が大活躍していましたが、そのローテの谷間を埋める貴重な投手として、白武投手と金石投手が大活躍しました。そして悲運の「炎のストッパー」津田投手も写っていますね。
1986年の広島の優勝に貢献
年度別成績 1986年 セントラル・リーグ | NPB.jp 日本野球機構
優勝を決めた1986年、金石さんは12勝6敗、防御率2.68と素晴らしい成績を残します。ゲーム差0での優勝であり、6つの貯金を作った金石さんは大きな功労者でしょう。
日本ハムに移籍、今度は抑えの切り札として活躍。
1992年、日本ハムに移籍した金石さんは、1998年に巨人に移籍するまでに76セーブをあげます。
特に1995年は25セーブ、防御率2.02と大活躍。
パリーグでイチローと対戦する金石さん
1996.5.9 オリックスvs日本ハム6回戦 25/25 - YouTube
1998年に巨人に移籍、同年引退します。
陣内貴美子さんとご結婚
リポートをする陣内貴美子さん
なでしこジャパン合宿 陣内貴美子さん取材 - YouTube
2000年に、元バドミントン選手でスポーツキャスターの陣内貴美子さんとご結婚されています。
本も出版
著書「裸の野球人」
裸の野球人―内面の弱さを克服し、打者との心理戦に勝つために私は敵・味方を欺き、自分をも騙す演技を身につけた (ムックの本) | 金石 昭人 |本 | 通販 | Amazon
子供の頃、おじの金田正一さんに翻弄されながら野球の道に進み、プロで花開いた金石さん。
普通のピッチャーとは違った道でPL学園、そしてプロに入り、活躍しました。
決して剛腕投手ではなかったため、著書のタイトルにもあるように、心理戦で投球をしていたようですね。
また、婚約者宅に入った強盗をやっつけるなど、稀有な体験もされています。
現在は実業家としてもご活躍のようです。
今後の金石さんのご活躍も期待したいと思います。