目を輝かせて語ってくださる垣原選手。
その直情と情熱。例えるならばそう、それは「さかなクン」のようです。
そんな垣原選手はプロレスラーとしての現役引退後、まさに天職とも呼べる「ミヤマ仮面」に扮して活動を始めます。
が、ここではひとまず垣原少年がプロレスを志した時代に戻りたいと思います。
ミド編)そんなクワガタと同じくらいプロレスも好きだったということですよね、 プロレスラーになろうと思ったきっかけは?
チャンネル争いに負けて見始めたプロレス
やがて、クワガタと同じくらいプロレスが好きになっていった垣原少年。
ただ、好きではあったものの自分がプロレスラーになれるとは思ってなかったそうで、小学生の時は少年野球に所属したものの6年間ずっと補欠だったそうです。
居ても立っても居られなくなった「UWF愛」
「UWF愛」は、垣原少年を一気に突き動かします。
中学校の3年間、一生懸命努力して入学した四国有数の進学校。
それなのに…
四国有数の進学校を「先に辞める」
ミド編)えっ、先に学校を辞めちゃったんですか?垣原選手はその時はもう身体を鍛えていらっしゃったんですか?
履歴書で相手にされず、今度は直談判しに東京に出かけた16歳の垣原少年。
1回目は高田延彦選手、2回目は中野龍雄選手に掛け合ったものの相手にされず…
「先に上京してしまう」
「行動力」と一口に言うのは簡単なものの、何の安全策も講じることなく真っ直ぐに突き進む垣原少年。
進学校を辞め、2度の門前払いを食らった後に、わずかな縁を辿って上京した彼を待っていた「大きな縁」。
3度目の正直で待っていたのは「藤原組長」と「熱い大根」
まるでドラマのような展開。
単身上京した垣原少年は、思いもよらない縁でUWF入門への3度目の挑戦を実行に移すこととなります。
