’63年夏に『大脱走』が公開
『大脱走』(だいだっそう、原題: The Great Escape)
物語としては、第二次大戦中、ドイツ軍は各地に捕虜収容所を設置し連合軍の捕虜を収容していたが彼らの脱走による後方支援に戦況は混乱していた。そこで建設されたのが脱走不可能といわれるルフト第三空軍捕虜収容所であり、そこに「脱獄王」との異名をとるヒルツ(スティーブ・マックイーン)ら他の収容所からの脱走の常習者が移送されてきた。ルフト第三空軍捕虜収容所は監視がしやすい広い敷地に作られており、最も近い森までは最低でも100メートルもの距離があるという立地。しかも周囲は鉄条網に覆われ常に歩哨が監視にあたっている。捕虜のひとりで「ビッグX」と呼ばれる大物・バートレット(リチャード・アッテンボロー)は収容所の地下にトンネルを掘って250名もの捕虜を脱走させる計画を立てる。ヒルツも加わり脱走計画が始まった・・・!
その題材の面白さもさることながら、見せ場に次ぐ見せ場を盛り込んだ脚色と、ダイナミックな演出によって類稀な娯楽作品になっている。特に、公開時にスティーブ・マックイーンがドイツ軍から奪い取ったバイクで草原を疾走するシーンがその爽快さとともに話題となり、この映画の代表的なシーンとしてその後長く記憶されている。
『大脱走』出演陣の横顔紹介
テレンス・スティーブン「スティーブ」マックイーン(Terence Steven "Steve" McQueen)
チャールズ・ブロンソン(Charles Bronson)
’63年の年末は二本の歴史超大作が封切され、最初に『クレオパトラ』が観客獲得で先行逃げ切りを図る!!
『クレオパトラ』(Cleopatra)
物語としては、皆様もよ~くご存知のはずです。最後にはクレオパトラはコブラに噛まれて人生を終えます。
『クレオパトラ』の一場面
『クレオパトラ』出演陣の横顔紹介
エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)
リチャード・バートン,CBE(Richard Burton,CBE)
レックス・ハリソン(Rex Harrison)
’63年の年末にはもう一本の歴史超大作が封切られた。その名も『アラビアのローレンス』!!
『アラビアのローレンス』(Lawrence of Arabia)
『アラビアのローレンス』(Lawrence of Arabia)あらすじ
『アラビアのローレンス』出演陣の横顔紹介
ピーター・オトゥール(Peter O'Toole)