はじめに
1970年代後半、池沢さとしさんの劇画「サーキットの狼」などもきっかけになり大ブームとなったスーパーカー、カードや写真だけじゃなくプラモデルやミニカー・消しゴムも物凄い種類が発売されました。
いつの時代も子供心を掴んで離さないミニカー

20円カプセルガチャを中心にスーパーカー消しゴムも人気に

手に入れた「カー消し」(スーパーカー消しゴムの略称)は、そのまま眺めているだけじゃ大して面白くもない。「車」である以上、やはり動かしたくなるのが男って奴です。
カー消しと言っても色々な種類があります

蓄光 (ちっこう) 素材で光る消しゴム

『マグモスー消し』と呼ばれる磁石が入ったスーパーカー消しゴム

『マグモスー消し』は塗装の無い裏側から、磁石特有の色で判断しました
今回のテーマは『マグジンカー』
スーパーカー消しゴムのマグネット版とミニカーのホイールを合体させた形で、岩石型磁石で反発させ走らせるという・・・ちょっと変わった面白いオモチャでしたw
人気のスーパーカーとレーシングカーで計8車種が発売されました。

代表的なカウンタックで細部を見てみましょう


左上

右上

後

横

オマケのシール
どうです、カッコいいでしょ!
小学校高学年ならともかく、低学年生にとって『磁石の反発で走り出す』と言うのは凄い魅力的だったんですよ
全8種類


マグジンとは、タケミが開発した「合金」に代わる新素材の仮称で、磁性鉄粉を使用して成形した新製品なのだそうです

要するにミニカーサイズのスーパーカー消しゴムの素材がマグネットになっているってだけなんだけど子供心に「スゲー超カッチョイー」と思ったのも事実です


必要かどうかはさて置き、説明書もちゃんと有ります

石ころの様な磁石が付属していて「磁力で反発させ、走らせる」という仕組みです

最後に
70年代巻き起こったスーパーカーブームって、フェラーリやカウンタック、ミウラ、ポルシェ、デトマソ・パンテーラといった高級・外国製スポーツカーが注目を浴びモーターファンだけじゃなく車と無縁の小・中学生、幼児まで巻き込んむほどの「社会現象」になったんです

ランボルギーニ・イオタ
当時の子供達にとっては、スーパーカーの「実物」に遭遇する事は夢の様な事で、自分なんかはRX-7のスポーツカーなどが街中で駐車しているのを見つけただけでも駆け寄り、運転席の中をガラス越しに覗こうとして、明らかに不審者全開の少年時代でした

マツダ・サバンナRX-7(初代
今回登場したスーパーカーの実物の写真で終わりたいと思います
ランボルギーニ・イオタ

ランボルギーニ・イオタ
ランチア・ストラトス ターボ

ランチア・ストラトス ターボ
マセラティ・メラク

マセラティ・メラク
BMW 320

BMW 320i
ポルシェ・936

ポルシェ・936
デ・トマソ・パンテーラ

デ・トマソ・パンテーラ
フェラーリ・512BB

フェラーリ・512BB
ランボルギーニ・カウンタックLP500S

ランボルギーニ・カウンタックLP500S