1970年代に全国各地に広まった「カプセルトイ」(当時の俗称は「ガチャガチャ」もしくは「ガシャガシャ」)の流行。当時は20円。

1980年代半ばから消えていった「20円のガチャガチャ」。現代のカプセルトイは、各社が「大人向けの商品開発」で活路を見いだしている。
カプセルトイ:今年で国内流通50周年 第3次ブーム到来 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
カプセルトイ:今年で国内流通50周年 第3次ブーム到来 - MANTANWEB(まんたんウェブ)

1980年代以前、子供たちの社交場・文化基盤となっていた「駄菓子屋」

埼玉県川越市の「菓子屋横丁」
野原・草原・河川敷・近所の空き地で遊ぶ(日本の場合「草原」と呼べる地帯は激減を続けている)
70年代には近所の広い野原や空き地で、駄玩具などを投げる・飛ばして遊ぶ

ゴム動力の竹ひごの模型飛行機「ライトプレーン」を飛ばす。

1973年、ツバメ玩具の「ソフトグライダー」が大ヒットした。

ツバメ玩具の「ソフトグライダー」のゴムとばしバージョン

ツバメ玩具の「ソフトグライダー」のプロペラ付

フリスビー

ブーメラン(写真上)とパチンコ(写真下)

明日香 健二(あすか けんじ) / ミドレンジャーの武器のブーメラン(遠近用万能武器ミドメラン)にあこがれた

駄菓子屋で買った「パチンコ」で銀球や石を飛ばしたり、かんしゃく玉(後述)を飛ばす。

懐かしいテレビドラマ「少年探偵団 」(BD7)のパチンコの名人「ゴムカン」にあこがれました。

日本中の子供たちを夢中にした「ゲイラカイト」(当時の販売価格は750円から1200円・1974年発売開始)を空高く飛ばす。ゲイラカイトはとにかくよく揚がる。

ゲイラカイトが人気になる前は、奴凧(やっこだこ)などが中心。電柱に凧がひっかかるというのもお決まりの行事でした。

駄菓子屋で買ったポリバルーン・バルーンふうせんを飛ばす

「爆竹」もバンバン鳴らしまくりました。

70年代にはスマホはなかったけど、「糸電話」でも友情は深められたし、愛も伝えられました・・・。

70年代は携帯カメラもないけど、「オリガミのパッチン・カメラ」で心で撮影をすることもできた・・・。
草原や野原での昆虫採集に夢中になった

カマキリ採り

カマキリの巣

トノサマバッタ採り

ショウリョウバッタがよく採れた

トンボ採り

昆虫採集セット

昆虫採集セット

「虫さされ・かゆみ」にはキンカンですね。
ポピーから発売された「超合金マジンガーZ」(1974年)は男の子を中心に大人気となった。

ポピーから発売された超合金マジンガーZ

子供にとって憧れの存在だった「ジャンボマシンダー」シリーズ(ポピー製)
現代とは違って、道路で遊ぶことは多かった。昔は子供たちの騒音に対して寛容だった。

竹馬

ロウ石で道路に落書きする

駄菓子屋で買った昔懐かしい「ロケット弾」(ジャンプ弾)を道路で鳴らす。

駄菓子屋で買った昔懐かしい「かんしゃく玉」を道路で鳴らす

パチンコでかんしゃく玉を飛ばす遊び。

グリコ (遊び)

こま回し

1974年「ローラースルーGOGO」(ローラースルーゴーゴー)が流行する
ローラースルーGOGO - Wikipedia

どこへ行くにも憧れの多段変速自転車
1975年、コカ・コーラ社によるラッセルヨーヨープロモーション実施

1975年、コカ・コーラ社のプロモーションキットだった「ラッセルヨーヨー」で遊びました。

コカコーラのプロモーションキットだった「バンバンボール」でも遊びましたね!
増田屋コーポレーションが1975年に発売した玩具の「モーラー」

当時、みんな持ってた「モーラー」

ユーミー(youme)は、1967年に塩野香料の後援で誕生した「ユーミー会」が展開していた飲料ブランドです。関東ではなかなか見かけないブランドでした。

70年代の子供のおやつとしては「ハウスのシャービック」は最高峰。1968年にハウス食品から発売開始された40年以上のロングセラー商品。

70年代の銭湯の大定番!明治のゴールド牛乳・フルーツ・イチゴ牛乳・パンピー・メイピス・コーヒー牛乳
公園の遊具で遊ぶ。小学生の時は危ない遊びしまくってましたね。怪我して学ぶ。スポ根的に無茶苦茶な方がむしろ昭和らしかった。

回転ジャングルジム(グローブジャングルジム)

「回旋塔」は危険な遊戯道具ではありましたが、小学生にとって大人気でした。昼休みになると競って回旋塔にダッシュしました。

「ぶら下がり式シーソー」はデスマッチ的な危険性があり、子供には人気だった。

うんてい。みなが猿のように頑張った。手が長い人が有利でしたね。

タイヤ飛び。当時、運動部のお兄さんたちは、タイヤを引きずってランニングしていましたか。

ブランコ・靴飛ばし。とにかく靴を遠くへ吹っ飛ばす。
スーパーカー消しゴムは当時の男子小学生の間で大流行し1970年代末期にはピークに達した。

玩具メーカーのコスモスが、はずれ商品として自社の自動販売機(20円程度のカプセル式ガチャガチャ)で販売し一大ブームとなった。

日東化学のサーキットの狼シリーズが人気に。モーター付で当時400円から500円と安かったからでしょう。
1978年発売 「ポピー(バンダイ) キングザウルスシリーズ」のソフビ人形。ソフビ再ブームの火付けを担った。

1978年発売 ポピー キングザウルスシリーズ「ウルトラマンA」

1978年発売 ポピー キングザウルスシリーズ 「ウルトラマン・セブン・エース・タロウ・レオ・キング」(バンダイ)
バンダイ(さらば宇宙戦艦ヤマト)宇宙戦艦ヤマト テレサパネル付(1978年ごろ・当時700円) 復刻版希望します!

バンダイ(さらば宇宙戦艦ヤマト)宇宙戦艦ヤマト テレサパネル付

超巨大戦艦も白色彗星・ズォーダー大帝のパネル付でした。

1979年 「宇宙戦艦ヤマト メカコレクションシリーズ」の大ヒット 当時100円。子供の心を鷲づかみにした。
1979年に登場して電動RCバギーというジャンルを確立した「バギーチャンプ」(1979年11月)当時のキット価格は18,000円。

1979年に登場して電動RCバギーというジャンルを確立し、世界的な人気を集めたバギーチャンプ
1979年の春から夏にかけて日本で流布され、社会問題にまで発展した都市伝説「口裂け女」

ゼットンやバードン以上に恐ろしかった1979年の「口裂け女」の流行
川原・用水路・水辺で遊ぶ

近所の水路でザリガニ釣り

ザリガニ釣り

タガメを捕まえるのは難しかった。

小学館入門百科シリーズ3『つり入門』1970年10月

1978年発行の小学館入門百科シリーズ81『川釣り入門』(小学館刊)

野鯉釣り用の仕掛け「吸い込み仕掛け」

「深沢渓自然人村」(東京都) 川辺に家族と川遊び・キャンプに行きましたね。

「グリーンパーク吹割」(群馬県)
森林で遊ぶ・森林での昆虫採集

夏は、セミ、カブトムシ、ノコギリクワガタ、ヒラタクワガタ、コクワガタ、カナブン、カミキリムシなどの昆虫採集に夢中になりました。

懐かしい昆虫採集を目的のひとつとしたキャンプという選択も。

「昆虫の森」でカブト&クワガタをゲットしよう。

森でエロ本をこっそり見る。
1979年「インベーダーゲーム」の流行。喫茶店やスナックのテーブルの多くがインベーダーゲーム用のテーブルに変わった。

1970年代のゲーム喫茶を再現した『UFOゲーム喫茶』(長崎のハウステンボス)
当時は喫茶店、ガソリンスタンド、駄菓子屋、ボーリング場などあらゆるところにスペースインベーダーのテーブル筐体が設置されており、中でもテーブル代わりに筐体を置いている喫茶店をゲーム喫茶と呼びました。
http://japanese.engadget.com/2014/07/13/ufo/ハウステンボスに『UFOゲーム喫茶』開店、インベーダーブーム時代を再現。当時の筐体も - Engadget 日本版

ビンのコカコーラにナポリタン。昭和の喫茶店ムードがいっぱい。
1980年、電子ゲーム(LSIゲーム・LCD)の流行へ
懐かしい電子ゲーム:LSIゲームとLCDゲームを振り返ります。クレイジークライミング・平安京エイリアン・パクパクマン・ドラキュラハウス・モンスターパニック他 - Middle Edge(ミドルエッジ)

任天堂が1980年より発売した携帯型液晶ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」。第1作は1980年4月28日発売の『ボール』。
任天堂のファミコンの他を圧倒する人気により、家庭用ゲーム機の市場が急拡大していく。ゲームが子供の娯楽の王様に。

任天堂より1983年(昭和58年)7月15日に発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」(略称・略記はファミコン)