尾崎豊さんについて

尾崎豊
尾崎豊 ダンスホール(オリジナルヴァージョン) - YouTube
尾崎豊さんについては、なかなか饒舌に語れないところがあります。
この時代、多くの人が尾崎豊さんの曲を聴き、影響を受け、共感をしたのではないでしょうか?
青春期の多感な時期に聴いた名曲が多いと思います。
私達の心のナイーブな部分に、尾崎豊さんは今でも居続けているのではないかと思っています。
尾崎豊 - Wikipedia
アルバム『十七歳の地図』とは

十七歳の地図
Amazon.co.jp: 尾崎豊 : 十七歳の地図 - ミュージック
登校拒否をしていた尾崎豊さんが、お兄さんの使っていないギターを手にしたことから、このアルバムの誕生へと話しが進んでいくことは有名なエピソードです。
オーディションを受け、須藤晃さんという名プロデューサーとの出会いがあり、このアルバムが形を成してくるようになります。
尾崎豊さん自身は、後にこのファーストアルバム越えなくてはならないという葛藤に苦しんだと聞きますが、10代の若者が、生まれ持った優れた感受性で才能を発揮し、世に出したこのアルバムは、やっぱり尾崎豊さんのベストのアルバムの様に思えてなりません。
アルバムの中のシングル
このアルバムは10曲中5曲がシングルカットされるという、ほぼベストアルバムの様なリストになっています。
シングルカットされた曲は、「15の夜」「十七歳の地図」「はじまりさえ歌えない」「I LOVE YOU」「OH MY LITTLE GIRL」の5曲です。
ちなみに、シングルのB面に採用された曲「傷つけた人々へ」「愛の消えた街」の曲も合わせれば10曲中7曲がシングルに入っていることになります。また、「OH MY LITTLE GIRL」はA面B面合わせて3回シングルに選ばれるという名曲です。
このアルバムがどれだけ凄いアルバムなのかがうかがえますね。
街の風景
尾崎豊さんが音楽活動を始めた初期に作られた曲のひとつで、原題は「町の風景」。オーディションの際にもこの曲を歌っています。デモテープでは10分に及ぶ長い曲ででしたが、レコーディングの際にプロデューサーの意向によって時間が5分程度に縮められています。
はじまりさえ歌えない
アルバム『十七歳の地図』からのシングルカットされた第2作にあたります。
表題曲は本人のアルバイト経験が基になっていて、尾崎豊さんの感受性の豊かさがこの曲でもうかがえますね。
I LOVE YOU
尾崎豊さん11枚目のシングル。
生前、ライブでは必ず歌われていた曲で、多くのミュージシャンがカバーしていることでも有名なこの曲。
この曲については、今更語ることもありません。
純粋な名曲です。
ハイスクールRock`nRoll
原題は「セーラー服」という曲名だったそうです。
プロデューサーから「ロックンロールの曲を入れよう」と提案されて製作されたとか。
HOUND DOGの大友康平さんがコーラスで参加しています。
15の夜
この曲もライブでほぼ確実に歌われていた曲です。
尾崎豊といえばこの曲!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この歌は尾崎豊さんが14歳の時に、同級生で友人の一人が髪が長いという理由で中学校の教師にバリカンで髪の毛を刈られたことに反発して、仲間と共に実際に家出した経験を基に作られました。当初は「14の夜」と作詞したかったそうですが、それでは語呂が悪いため、「15の夜」したそうです。
ちなみに、その仲間たちとよく集まり、歌詞にもある家出の計画を立てた場所は練馬区にある向山公園であり、実在する場所です。
十七歳の地図
十七歳の地図についても、今更何も書くことがない尾崎豊さんの代表曲ですね。
僕も尾崎豊さんはこの曲から入りました。
尾崎豊さんは「歩道橋に立って夕陽を見ていると、強く生きていかなければと思う。やっていかなければと思う」とプロデューサーに言ったそうです。
今の私にも響く言葉だなぁと思います。
愛の消えた街
この曲は尾崎豊さんの力強い歌声が印象的ですが、歌詞の内容は繊細で若者の不安定な心の描写がしっかり歌われています。
大好きな名曲です。
しかし、このアルバムってほんとにベストアルバムみたいなもので、どの曲も素晴らしいんですよね。
それをファーストアルバムでリリースするあたりが神がかってると思います。
才能が開花するっていうのは、きっとこういうことなんだと思います。
OH MY LITTLE GIRL
尾崎豊さんの13枚目のシングル。
素敵なラブソングですよね。
もう何回聴いたか判らないし、散々カラオケでも歌いました。
10代でここまでの名曲を作れるのは、ほんとに凄いことで、才能がほとばしってるなぁと思います。
名曲中の名曲です。
傷つけた人々へ
シングルのB面で2度採用されているこの曲。
「時のながれに心は変わってしまうから」という歌詞には強く共感を覚えます。
感受性が強過ぎたんですよね。
でもそれだけに人間として正しい姿の様に思います。
この曲もほんとに名曲ですね。
僕が僕であるために
英題は「MY SONG」(マイ・ソング)
ライブでも頻繁に歌われた名曲です。
過去2度に渡りドラマの主題歌になっており、SMAP主演のドラマは「僕が僕であるために」という曲と同じタイトルでも有名です。
アルバム『十七歳の地図』を締めくくるに相応しい名曲です。
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