時代の流れが、セダンやハードトップから、ミニバンへ、ハイブリッドへと移り変わって行ったのも影響は大きいですが、あれほど市民権を得ていたディアマンテの幕切れとしては、あまりにも寂しすぎる気がしますね。
2016年には三菱自動車に、長年にわたる燃費不正問題が発覚。1991年から燃費データを実際よりも高く偽装していた事が発表されました。
ディアマンテが大ヒットしていた時期も、燃費偽装がなされていた事になります。
追い打ちをかけて残念すぎる結末ですが、乗ってた人、所有していた人の評価は、間違いなく高かった車でした。
もう今となっては、三菱自動車の存在そのものが風前の灯火になってしまい、街でディアマンテを見かける機会も、ほとんど無くなってしまっています。
偽りの部分もあったかもしれませんが、日本のミディアムカーを変えたディアマンテというカッコイイ車がいた事を、記憶の片隅に置いておきたいものです。