【70~80年代】多くのミュージシャンが使用した日本製ギター【フェルナンデス編】

【70~80年代】多くのミュージシャンが使用した日本製ギター【フェルナンデス編】

誰しも1度は楽器演奏に憧れた経験があるはず 今回は古き良き音色を求めて70年代の国産ギターに注目してみようと思います


はじめに

6~70代から現在まで名器を製造し続ける日本の楽器メーカーに着目
まず、第一弾としてフェルナンデスを紹介します

人気アーティスト達の使用もあって現在でも根強いファンを持つフェルナンデス。その一部を紹介

FERNANDES

70年代 ロゴの変化

ホントぱっと見、どこぞのメーカーと勘違いしてしまいそうなロゴですね(笑)

Stratocasterロゴ入りは72年~73年 Stratocasterロゴなしは73年後半~74年前半という説です

http://www.fernandes.co.jp
バーニーカスタムを前面に出した感があるロゴ

ネックエンドに大きくシリアルンアンバーが刻まれていますが、左端の数字が製造年の1の位とする説があります

http://www.fernandes.co.jp

石ロゴストラト トーカイ製? 河合製?

石ロゴ期のフェルナンデスは河合楽器生産とトーカイ生産があり
それぞれ違う評価を下す人もいるようです

フェルナンデスのロゴで石ロゴと呼ばれるロゴが付いたモデルです
フェルナンデスのFが石に似ているので石ロゴと呼ばれているいるそうです

http://www.fernandes.co.jp
80年代以降に多く見られるタイプのロゴ

製造年月日とシリアルナンバーの判別

ビンテージギターの場合、一般的に知られた年代識別の仕方はありますが、発表されている識別方法と製造方が若干ズレる場合もあり『△△だから〇〇製』とは断言出来ない場合があります
実際、楽器を手に取りパーツ・ザグリ・塗装など細部に至るまで検査しなければ年代特定は難しいと思われます

使用アーティスト

wikiを見るだけでも数多くのミュージシャンが使用しているFERNANDES製

X Japan hide model

筆者がまずFERNANDES使用ミュージシャンで思い浮かべたのはX japan Hide氏でした
あまりにも有名すぎて思い浮かべる人も多い事でしょう

通称 アーミーパンサー

Fernandes FMG-175をベースにした通称 アーミーパンサーと呼ばれた名器
HIDE氏のサーベルタイガー期からXのインディーズ期を支えました

HIDE氏が最初に手にしたエレキギターは、横須賀米軍基地内のバザーでほぼ新古品の状態ながら6万円前後で祖母に買ってきてもらったミニハムバッカー搭載のGibson Les Paul Deluxeだったそうです

そして、HIDE氏にとって2本目のエレキギターが御茶ノ水で購入したとされるFERNANDESの最上位クラス FMG-175 スルーネックのモッキンバードタイプ
ミニスイッチ等でブーストできるアクティブ回路を搭載で、それまでパッシブのミニハムの音しか知らなかったHIDE氏にとっては、「すごく太くて大きい音」という印象だったそうです

斉藤光浩氏(BOW WOW)や山本恭司氏がB.C.Richを使用していた事からB.C.Richのギターに憧れるようになり、モッキンバードに対する思いから当時FERNANDESでリリースされていたモッキンバードのコピーモデルである「MG」の購入に至ったとされています

ピックアップは元々DiMarzio Super Distortionを2基搭載でしたが、後期にリアだけEMG81に交換しブースターなどの配線は繋げず使用していたようです

筆者から見たhide氏は「パッシブPU&アクティブPU」が非常に印象的でした

布袋寅泰 モデル

現在、メインとして使用されているZodiac布袋モデルは、フェルナンデスと共同開発したモデルが原形だそうです

そのフェルナンデスの布袋モデル以前にESPのテレキャスターを使っていました

その他、使用アーティストを一部紹介

ジ・エッジ(U2)
ビリー・ジョー・アームストロング(グリーン・デイ)
10-FEET
今井寿 (BUCK-TICK)
星野英彦 (BUCK-TICK)
HEATH
PATA
瀧川一郎(D'ERLANGER)
you (Janne Da Arc)
ka-yu (Janne Da Arc)
ken(L'Arc〜en〜Ciel)- 2009年まで
ROLLY
DuelJewel - 2007年まで
伊藤賢一
稲月彩(ex.whiteberry)
Shinji(シド)
TAKUYA (ex.JUDY AND MARY)
虎(Alice Nine)
桜井青 (cali≠gari)
yuina(ex.Dolly)
野崎森男
長谷川ゆかり (ex.whiteberry)
はなわ - ZO-3ベース
広瀬さとし
藤井麻輝 (睡蓮)
柳ジョージ
矢沢永吉
藤木直人
斉藤康之 (ex.REACTION)
Shinobu (Creature Creature、The LEGENDARY SIX NINE)
米川英之 (ex.C-C-B)
白田一秀 (DAIDA LAIDA、PRESENCE、GRAND SLAM、RAJAS、SEXXXXX)
TAKU (横浜銀蝿)
ロバート・フリップ(キング・クリムゾン)

エイドリアンヴァンデンバーグ モデル

ホワイトスネーク参加当時使っていたフェルナンデス製モデル

エイドリアンヴァンデンバーグ

ブラッドギルス モデル

事故で急死したランディ・ローズの後釜としてオジー・オズボーン・バンドのギタリストに抜擢され一時期在籍したが(来日公演も果たしている)、ナイト・レンジャーがレコード契約に漕ぎ付けたのを期に、*ルディ・サーゾの脱退に合わせてバンドを離れ、ナイト・レンジャーに復帰する。
ナイト・レンジャーでは、アーミングを得意とするブラッドと、タッピング奏法を得意とするジェフの個性の違いも話題となったが、5枚のアルバムを残して解散。その後ソロ・アルバム発表を経て、ケリーと共にナイト・レンジャー名義で『FEEDING OFF THE MOJO』(1995年)発表。そしてジャック、ジェフ、アランが戻り、本格的にナイト・レンジャーが再結成された。

ブラッドギルス

ナイト・レンジャー、3月にニューアルバム | NIGHT RANGER | BARKS音楽ニュース

フェルナンデス・サスティナー

FERNANDES FST-90Sに搭載されていた初期モデルサスティナー

フェルナンデスといえばサスティナーをイメージする人も多いはず、
元々アメリカの「サスティニアック」というメーカーが開発したものでしたが、
後に日本のフェルナンデスがライセンス生産しつつ独自に改良を加えていきました

※かつては「ESPサスティナー」「フロイドローズサスティナー」等も存在しました

ZO-3

90年代大ヒットしたスピーカー内蔵 ZO-3ギター

ネックスケール:609mm
フレット数:22
ピックアップ:ハムバッキング×1
出力端子:アンプ出力端子×1、ヘッドフォンミニ出力端子×1
電源:9V形乾電池×1

1990年にリリースから5年間で累計20万本を売り上げたヒット商品。シンプルな基本設計はそのままに今なおマイナーチェンジを施されながら、トラベルギターの「定番中の定番」としての地位を確立

最後に

今回楽器特集第一弾としてフェルナンデスさんを取り上げました
自分が最初に手にしたギターが実はフェルナンデスの3シングルPUローズ指板・黒いストラトタイプで、BossのOD-1繋げて粉々になるまで振り回した記憶があるので『フェルナンデスのストラトタイプを記事に』という思いは強かったです
次に買う69年レスポールを手にするまで自分にとって『ストラトの音=ギターの音』でしたし長い事使いましたが今思うと大切に扱えばよかったと後悔(涙)。どうして未来を見越して慎重に行動できないんでしょうかね。自分ながら不思議です
『もし、大切にとってあればやっぱりデジカメで写真撮りまくって記事が書けたんですが残念です』

実際、楽器は手に取ってみなければ『その良さ』は表現が難しいです
あくまでネット上にある写真を元に違いなどを説明しただけなので言葉足らずな部分も多いですしストラトタイプだけじゃなく他フェンダータイプ・ギブソンタイプなども取り上げたかったのですがそれは『またの機会に』

最後に国産ギターではありませんが別の記事を紹介して終わらせて頂きます

68~69年製 Gibson Les Paul Customを検証 - Middle Edge(ミドルエッジ)

【1970年代後半】に販売された【BOSS】の【初期コンパクトエフェクター】6種類を検証 - Middle Edge(ミドルエッジ)

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