ゴジラ生誕25周年に雑誌掲載された、幻のゴジラ漫画がヤバい!「シンゴジラ」を先取りしたような、その驚きの内容とは?

ゴジラ生誕25周年に雑誌掲載された、幻のゴジラ漫画がヤバい!「シンゴジラ」を先取りしたような、その驚きの内容とは?

先日公開された「キングコング・髑髏島の巨神」を見て、「お、次はゴジラが!」と期待に胸を躍らせた、ミドルエッジ世代の方々も多いのでは? 昨年の「シンゴジラ」といい、もはや「スターウォーズ」や「アメコミ映画」並に、「怪獣映画」の巨大な波が来ている!そう感じずにはいられない今日この頃。


そしてついに、対ゴジラ作戦が実行に移される!

ゴジラが光に集まって来るという習性を生かし、まずは海上に浮かべた巨大タンカーにおびき寄せる滝沢教授達。

滝口アキラ

狙い通り巨大タンカー上に誘導されたゴジラに対し、超低音ガスが噴射される!

滝口アキラ

超低音ガスを浴びて、一時的にだがその動きを止めたゴジラ。
この辺の展開は、昨年の「シンゴジラ」を想い起こさせる。

作戦の第一段階は見事に成功!

滝口アキラ

第一段階は見事成功!作戦は次の段階へと進む。

ゴジラの巨大さが良く判るこのカット、実は「キングコング対ゴジラ」へのオマージュと思われる。

作戦の第二段階として、そのまま巨大タンカーに仮死状態のゴジラを乗せて運ぶことに。

滝口アキラ

ゴジラを一体どこに運ぶのか?健一くん以上に、読者にも気になるところだが・・・。

ゴジラもイビキをかく!ことが判明した貴重なカット。

滝口アキラ

まず、タンカーにゴジラを乗せたまま、日本海溝の真上まで移動。そこでタンカーを爆破!タンカーの残骸を重りとして、そのままゴジラごと一万メートル下の深海に沈める!素晴らしい作戦だ。

大江戸助教授の口から語られる、ゴジラ撃退作戦の全貌がこれだ!

滝口アキラ

爆破決行の時間がいよいよ迫る!

大江戸助教授の計算通り、果たして、一万トンの水圧でゴジラは殺せるのか?

滝口アキラ

このまま無事に終わると思われた作戦にも、意外な誤算が!

日本海溝まであと10分というその時、仮死状態だったゴジラの眼が突如として開いた!

滝口アキラ

ちなみに本作でのゴジラの泣き声は、全編「ギェアアーン!」に統一されているのだが、文字では表しにくいあの泣き声を、中々上手く表現していて面白い。

鎖を引きちぎって暴れ出すゴジラ!

滝口アキラ

護衛のヘリも、次々と放射能火炎のえじきになって行く。

人類の予想など役に立たないゴジラの生命力!

滝口アキラ

やっと目的地に着いたタンカー!

ついに海溝の上に着いた!江戸川助教授の合図でタンカーが爆破される。

滝口アキラ

ついにゴジラの最後?

炎に包まれて最後の泣き声を上げるゴジラ。

ゴジラを乗せたままタンカーは大爆発!

滝口アキラ

何とも言えない深い余韻を残すラストシーンだ。

タンカーの残骸と共に、日本海溝の奥底へと沈んで行くゴジラの姿。

滝口アキラ

最後に

ご覧頂いた様に、安易に超兵器やライバル怪獣を登場させること無く、あくまでも生身の人間たちの知恵と工夫により、ついにゴジラを撃退する!という展開は、まさに昨年の「シンゴジラ」を37年前に先取りしていた、と断言できる。

思えば、科学を過信した人類の行動が、ゴジラという「怒れる自然の象徴」を呼び覚まし、自分たちに危機をもたらすという点は、まさに初期ゴジラ映画の重要なテーマだった。ここを忘れずに描いているだけでも、本作の完成度と志の高さがお分かり頂けるはずだ。
だが、この時期にこうした優れたオリジナル作品が発表されていたにも関わらず、この後に製作された「1984年版ゴジラ」には、これらのアイディアがあまり生かされていない。
「1984年版ゴジラ」の次の作品である「ゴジラ対ビオランテ」には、この漫画版にあったテイストがわずかに感じられるのだが、個人的には未だにこの「エネルギー大作戦」を実写化してくれていたら、との想いが消えずにいる。

残念なのは、映画のコミカライズ版に限らず、この手の作品は後に単行本化されることも無いため、多くの場合は雑誌を入手して読まなければならない、ということだ。
幸い、昨年より刊行されている「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX」には、当時雑誌掲載されていたコミカライズ版の復刻が、毎号付録として付いているので、この「エネルギー大作戦」と前作に当たる「東京大襲来」も、出来れば何らかの形で付録として復刻して頂きたいものだ。

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