イグアナが人間になったという夢の中の話が現実かどうかは曖昧なままで、視覚的にわかりやすく母娘の関係を読者の解釈に委ねたような作品だと思います。
フィギュアも!
同時収録の親子・家族の短編
文庫「イグアナの娘」は短編集で、表題作他に親子や家族にまつわる短編が収録されています。いくつかあらすじをご紹介します。
「帰ってくる子」
今は亡き弟の姿
naruseriri
「カタルシス」
親への反抗
naruseriri
「午後の日射し」
マンネリ夫婦の小さな歪み
グッとくる萩尾望都さんの作品 - TIME TO MOVE ON!
本はこちら
イグアナの娘 (小学館文庫) | 萩尾 望都
ドラマ版を見てから読んだ人には短編ということもあり、あっさりとした印象をうけるようですが、この短い頁に凝縮された人間模様に共感する人も多いと思います。