映画【私をスキーに連れてって】

私をスキーに連れてって
1987年11月公開の映画で、スキーブームはこの映画から始まったと言われています。公開から間もなく30年ですよ!この映画を観て当時初めてスキーに行った、スキーに憧れたという人は多いはず。そこで、映画に出てくる名シーンで真似した!憧れたというシーンを振り返ってみましょう。
白いスキーウエア、アマチュア無線、トヨタ・セリカGT-FOUR、トレイン走行、セリフでは「とりあえず」、「凍ってるね」、「ゲレンデ美人」これらのキーワードが懐かしいと思えるなら当時あなたも真似してましたね。
スキー場/ロケ地に行く

万座温泉スキー場
誰もがロケ地に行ってスキーをしたくなったと思います。その中でもクライマックスシーンでは志賀から万座温泉スキー場を目指すというシーンもあり当時このスキー場は駐車場も止められないぐらい混んでいました。

志賀から万座温泉へ
志賀から万座に向かうコースが紹介されています。冬は難所が多く滑走禁止ですが、直線距離で2キロ、車だと菅平を経由して当時は5時間近くかかっていました。

志賀万座ルート
プリンスホテル
プリンスホテルに宿泊するのは憧れでした。志賀高原プリンスホテル・万座プリンスホテルが出てきます。どちらのホテルも現在でも営業しているので、ロケ地めぐりが可能です。

志賀高原プリンスホテル

万座プリンスホテル
ゲレンデで真似した・憧れのシーン

トレイン走行(ムカデ)
危険なので、トレイン走行禁止のゲレンデもありましたが流行しました。ちなみに、最初に撮影されたゲレンデのシーンがトレイン走行だったそうです。

指で「バーン」
指鉄砲で「バーン」、今のドラマでは考えられません。しかも、この指鉄砲のシーン数回ありました。真似した人も多いのでは。

リフトで

トンネル

みんなでジャンプ

ストックと板を使って休憩

スキー板盗難防止方法

鍵

滑ったあとのビール
スキーウェア・憧れのアイテム

スキーウェア

サングラスでスキー
今見ると恥ずかしくなる90年代のスキーウェア【欲ばりなボクたちのストレッチスーツ】 - Middle Edge(ミドルエッジ)

トランシーバーは憧れ
当時、携帯電話はありましたが、まだまだ高価な時代(そもそも山では圏外だったのでは?)そこで映画で活躍したのはアマチュア無線。映画に出てきたトランシーバーはアイコムのIC-μ2・IC-28で「映画に出て来た無線機を」と指名買いする人も。

無線のコールサインを真似する
アマチュア無線にはコールサインがありますね。「JO1MHN、JM1OTQモービルから、メリットありますか?」みたいなコールサイン。よく分からないけど真似してましたね。下記が劇中で使われたコールサインです。
俳優名 | コールサイン |
三上博史 | JM1OTQ |
布施博 | JH1DUR |
沖田浩之 | JO1MHN |

「とりあえず」
沖田浩之さんが写真を撮る際のかけ声「とりあえず」は流行しましたね。この携帯型防水カメラも当時は高価な品で憧れでした。

キャノン AS-6

背中に背負うライト
自動車編
今では、スキーに行くならスタッドレスで4WDが良いと多くの人が理解していますが、当時は4WD車は少ない中、劇中では4WDでスタッドレスが最適と明確に描いています。また、劇用車は当初三菱自動車に打診したが許諾を得られなかったため、トヨタ自動車になりました。

トヨタ・カローラII リトラ (GPターボ)
三上博史さんはトヨタ カローラII(GPターボ)で、もちろんライトはリトラクタブルヘッドライト。この映画を観て購入した人もいるのでは。

トヨタ・セリカGT-FOUR (右)
もう一台の人気となった車がトヨタ・セリカGT-FOURです。スキーにセリカで行くのがオシャレと大人気となりました。

スタッドレスタイヤ
当時はまだまだスパイクタイヤが全盛期でした、しかし本作品がスタッドレスタイヤへの移行と普及に一役買うこととなりました。

車にスッテカー
当時、車にステッカーを貼りまくっていました。セリカの横に貼ってある「BILSTEIN」や「TRD」懐かしいですね。そしてこの映画の影響で、スキー場の名前の入ったステッカーを貼る人も多かったです。
車に貼られていた懐かしのシール/ステッカー(パート2) - Middle Edge(ミドルエッジ)

ルームミラーにストップウォッチ
時代によってルームミラーには様々なモノがぶらさがってますが、当時は映画の影響でストップウォッチをぶら下げるのが流行っていました。

「凍ってるね」
路面チェック!今では車内から外気温度を確認できる車も多いですが、当時はこんな感じでドアを開けて路面を確認して一言「凍ってるね」と言うのがカッコよかった?

ブーツまでキャリアに!
当時はキャリアを付けるのが当たりまえでしたが、今ではありえませんがブーツまで上の積む人もいた?やはり当時は何にしても見た目重視でしたね。
「私スキ」世代にはアツイ!最近見なくなった、 『スキーキャリア』を振り返ってみました。 - Middle Edge(ミドルエッジ)

松任谷由実のカセット
映画の最初のシーン。カセットを入れた瞬間、松任谷由実の音楽が流れてリトラクタブルヘッドライトが点灯するシーンに憧れました。スキーに行く前には松任谷由実のベストを自分で作った人も多いのではないでしょうか。

自分の車も飛べるのではと信じてしまう?

雪道を爆走
まとめ・関連記事
「私をスキーに連れてって」は名作だった思います。バブルの時代だったこともあり、この映画を観た人たちが劇中のワンシーンを真似することによって経済効果は凄かったのではないでしょうか。いい時代だった思います。今年は映画公開して30年です、もう一度映画を観てスキー場に行って当時を振り返るのも良いのではないでしょうか。
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