Debbie Gibson
デビー・ギブソン
デビー・ギブソンは、1970年8月31日にニューヨークで生まれ、1986年に16才でデビューしています。デビュー曲の「オンリー・イン・マイ・ドリームス」はいきなり全米4位の大ヒットとなりました。
80年代後半はデビー・ギブソンのアイドル期で、同時にセールス的にみると全盛期でもあります。
とにかくこの頃のデビー・ギブソンはカワイイですね。さすがに世界のアイドルという感じです。曲もポップで最高です。
その後は、芸名をデボラ・ギブソンと変えアイドルのイメージからの脱却を図りますが、大人の女性と言う感じで、やはり綺麗ですね。
デボラ・ギブソン
それではアイドル期のデビー・ギブソンを追ってみます。
Out of the Blue
デビュー曲「オンリー・イン・マイ・ドリームス」をはじめ、「シェイク・ユア・ラヴ(全米4位)」、「アウト・オブ・ザ・ブルー(全米4位)」、「フーリッシュ・ビート(全米1位)」、「ステーイング・トゥゲザー(全米22位)」という出す曲、出す曲大ヒットしたシングル5曲を含むとてもよく出来たデビューアルバム「アウト・オブ・ザ・ブルー」。
もちろんアルバムも大ヒットしました。
全10曲、全て自作というところが只のアイドルではないという感じですね。10代の女の子らしくポップでナイーブな感性がよくコントロールされています。
アウト・オブ・ザ・ブルー
学生時代にこんなガールフレンドがいたら最高だろうなと思わずにはいられません。アルバムタイトル曲も骨抜きにされる感じで最高です。
因みに、同時期にデビューした同じく十代の女性歌手ティファニーとはライバルと見られていました。
Electric Youth
全米1位となった1989年リリースの2枚目のアルバム「エレクトリック・ユース」です。シングル・カットされた「ロスト・イン・ユア・アイズ」も全米1位の大ヒットを記録しました。
まぁとにかく売れに売れたアルバムです。とてもポップで、よく作りこまれています。売れるべくして売れた、いえ、売るために売れるように作ったといったほうが正解かもしれません。
しかし、そんな大人たちの思惑とは別に、デビー・ギブソンの澄み切った歌声は今聴いても新鮮で心に響きますよ。どの曲も聴きごたえがあるのは間違いありません。
エレクトリック・ユース
全米1位になるだけあって「ロスト・イン・ユア・アイズ」はさすがに良い曲ですね。
しかし、ポップなダンスナンバーの方が当時のデビー・ギブソンには合っていたのではないかと思います。いかにも輝いているといった感じがして元気をもらえます。
1990年には山下達郎が作曲し、デビー・ギブソン自身が英詞をかいた日本のドラマ「男について」のテーマ曲「ウィズアウト・ユー」を日本のみでリリースし大ヒットさせています。
しかし、その後は転換期を迎え、主にミュージカル女優に活動の場を移します。
そして、アイドルのイメージから脱却するために芸名をデボラ・ギブソンと変えました。一時期の勢いはありませんが、それでも現在でもミュージカルと音楽の両方で活動しているということはファンにとってはとても嬉しいことです。
ステキな笑顔は今も健在で、いつまでも応援したくなります。まさに永遠のアイドルですね!