『バオー来訪者』は、漫画家「荒木飛呂彦」により『週刊少年ジャンプ』に1984年45号から1985年11号まで17話が連載。単行本は全2巻。
バルバルバルバルバルバルバルバルバルバルバルバルバル
バオー来訪者の主人公「橋沢育朗」は危険を感じると寄生虫バオーが体を変化させバオー武装現象(バオー・アームド・フェノメノン)という状態になります。
その時、喋れる言葉が基本的に「バルバルバルバル・・・」。
意味不明な言葉に「???」となった当時の読者達ですが、後に大ヒット作となる『ジョジョの奇妙な冒険』で「オラオラオラ」を連呼させる荒木飛呂彦独特の作風を垣間見ることができます。
バオー・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノン
当時のマンガに登場する必殺技としては、圧倒的に長い長すぎる必殺技名。
バルバルバル以外は喋らないバオーなのに、長い必殺技名は流暢です。
その他の必殺技も・・・
やっぱり、長かった。
連載終了後も反響が大きくアニメ化も実現
1989年に製作され、同年9月16日にテアトル池袋と大阪の2館のみであるが、OVAとして発売される前に東宝で劇場公開もされた。
原作 - 荒木飛呂彦
監修・絵コンテ - 鳥海永行
キャラクターデザイン・作画監督 - 沙那芭美智
作画監督補佐 - 大橋誉志光、高木弘樹、増尾昭一
メカニックデザイン - 田野雅祥
脚本 - 寺田憲史
企画 - 阿部高久、藤原正道
制作 - 中野和雄、斎春雄
プロデューサー - 深草礼子
音楽プロデューサー - 大場龍雄、藤田純二
演出 - 横山広行
撮影 - 大地丙太郎
音楽 - 難波弘之
美術 - 宮前光春
編集 - 掛須編集室
製作協力 - スタジオぴえろ
エンディングテーマ「永遠のSoldier」
作曲:茂村泰彦 / 作詞:安藤芳彦 / 編曲:難波弘之 / 歌手:町田義人
さらにフィギュア化も実現。
MANGA REALIZATION バオー来訪者
続編を望むファンも多いが・・・
作者・荒木飛呂彦に曰く、「自分の中ではもう終わった話だから」として、荒木は続編を執筆する予定は無い事も表明している。