2013年『週刊女性』のGW特大合併号(5月14、21日合併号)
さらに遡ると2001年、2009年に「週刊文春」の取材に応じていらっしゃいます。
2009年には「オファーがあれば」と復帰もありえそうなお応えでしたが、2013年には「もうない」とさらりと引退宣言。
となると、もはや取材にも応じるお気持ちはないのかもしれませんね。
俳優として演じることに徹していた露口さん。
素人にはわからない俳優としての「こだわりの引き際」があったのかも知れません。
その潔よい引き際が「硬派」で「らしく」て格好良いとすら感じます。
勝手な想像ですが、日本の映画やドラマの制作現場も、ストーリーや演出、キャスティングが時代とともに変わり、露口さんが納得出来る芝居づくりの環境とはだんだん違ってきたのではないでしょうか?
それにしても、露口さんのことを調べていると、インタビューやバラエティー出演など無縁というか、あまりお好きでないのがひしひし伝わってきてます。
何しろ、調べても本当に数少ない情報しかありません。
それも露口さんらしいですね。
放送当時の新聞のトピック記事
「太陽!」のブログ記事一覧(4ページ目)-加山到のハマッ子雑貨飯店
趣味のゴルフは引退後も奥様と続けていらっしゃるようで、どこかのインタビューで読みましたが、コツコツ続けるのがお好きだそうなので、今もお元気でゴルフを楽しんでいらっしゃれば良いな〜と願ってます。
(今のところですが)最後の作品はジブリ
露口さんのドラマ「シャーロックホームズ」の吹き替えでもファンが多いですが、おそらくお仕事としてはジブリ作品「耳をすませば」が最後のようです。
露口さんといえば「山さん」はもう誰もが認める当たり役。
でもなぜか、このバロンの声を聞くと「あ〜露口さんだ」と思うのです。
そしてこの猫のバロンが不思議と露口さんと重なるのです。
映像に露口さんの姿がなくても、声だけで励まされるっていうか…。
また、この予告編のセリフがいいんですよ〜。
「いざ!お供つかまつらん!」その声に妙に励まされるのです。
1月27日!露口さんの声がもう直ぐ聞けます!
この記事を書きながら露口さんをワクワクと思い出していた矢先、1月27日の金曜ロードSHOW!で「耳をすませば」が放送される事を知りました。
別にいつでもDVDでもBDでも観たけりゃみれるのですが、やっぱり地上波で放送されるのを観るのって「みんなで観ましょう!」って気分になって嬉しいというか盛り上がるのです。
紳士的で懐の深い「猫の男爵バロン」の声が聞けるのがとっても楽しみです。
金曜ロードSHOW!『3週連続冬もジブリ』特設サイト
忘れられない名優としてこれからも…
はじめに書いたように、完全にファザコン小学生でした。
今は当時の山さんの年齢をとっくに超えてしまいました。
でも、露口さんの作品を見るとやっぱり当時のファザコンファンに戻るのです。
どの作品を見ても、たとえ敵役であっても格好良い素敵なおじさまなのでした。
これからも露口さんの作品を見てはタイムトリップして若返らせていただきます(笑)
そして、何か思い切って始める時や、勇気がいる時は
バロンの「いざ!お供つかまつらん!」の声を思い出して一歩を踏み出そうと思います。
これからも忘れられない名優として
露口さん!よろしくお願いいたします!