ロング・ライダーズ

ロング・ライダーズ
ヤンガー強盗団役のキャスト紹介。

フランク・ジェームズを演じたステイシー・キーチ

ジェシー・ジェームズを演じたジェームズ・キーチ

コール・ヤンガーを演じたデヴィッド・キャラダイン

エド・ミラーを演じたデニス・クエイド

ジム・ヤンガーを演じたキース・キャラダイン

ボブ・ヤンガーを演じたロバート・キャラダイン
あらすじ(ネタばれ)

南北戦争直後の混乱したアメリカ。1866年、史上最大の銀行強盗がミズーリ州リバティを襲った。

主犯は元南軍カントレル・ゲリラ隊のフランク(ステイシー・キーチ)とその弟でゲリラ隊“プロディ・ビル”アンダースンの隊にいたジェシー(ジェームズ・キーチ)。それに同じくゲリラの一員だったコール・ヤンガー(デイビッド・キャラダイン)、ボブ(ロバート・キャラダイン)、クレル(ランディ・クエイド)とエド(デニス・クエイド)の弟らだ。

彼らは銀行を襲っては逃げ、恋人と過ごして傷を癒していた。


そして、ほとぼりがさめるとまた次に鉄道を襲うといったことを繰り返していた。


彼らに手を焼いていた鉄道会社や州知事は、ピンカートン探偵社に彼らの掃討を依頼し、リクスビー(ジェームズ・ホイットモア・Jr.)がリーダーとして乗りこんでくる。

彼の指示の下、厳しい捜索が開始され、まずヤンガー兄弟の従弟のジョンが探偵社の者と出くわし、無関係ながら射殺されることになる。

だが探偵社側も二人殺され、報復にとジェームズ兄弟の実家を襲う。しかし、これまた手違いから末の幼い子供のアーチーを殺してしまうこととなり、双方は泥沼の報復合戦となっていく。



一味は次々に銀行襲撃を重ね、慌てた鉄道会社の要請で探偵社は必死の追跡を開始するが、彼らの巧みな逃亡には手がつけられなかった。

探偵社に報復を加えて逃亡する身になるものの、元南軍の彼らにとっては、ミズーリには身内も支持者も多く、あちこちと隠れて過ごしていた。だが追及は厳しくなるばかりで、ついに各州に分散して身を隠すことになる。

時が経ち、資金も尽きた彼らはまたも集結し、次の銀行襲撃にと新しい仲間を加えてミネソタ州ノースフィールドに遠征する。

しかし、時代は無法者の好きにばかりはさせていない。銀行襲撃に失敗し、町の住人との銃撃戦で大怪我を負ったヤンガー兄弟とミラーは、ジェームズ兄弟と別れて追っ手に投降する。

そして探偵社は、ジェームズ兄弟との僅かなつながりのあるチャーリー(クリストファー・ゲスト)、ボブ(ニコラス・ゲスト)のフォード兄弟と、賞金をエサに手を結ぶ。 仕事の話と称してミズーリのジェシーの家を訪れたフォード兄弟は、背中を向けたジェシーを撃つ 。そして、弟の葬式と引き換えにフランクは自首し 、ジェームズ強盗団は名実共に壊滅する。
実在したギャングのその後
アメリカ南北戦争の確執《ロング・ライダーズ》: ヒンドゥ-クシ海峡をこえて

当時の賞金チラシ。

映画で使用された音楽について
この映画の音楽を手掛けているのは、ライ・クーダーです。そして、この作品はライ・クーダーが本格的に映画音楽に関わるようになった1作目となっています。彼は、この映画で作曲を手掛け演奏しています。
また、演奏には、デヴィッド・リンドレー、ジム・ケルトナー、ジム・ディッキンスンも参加しています。

ライ・クーダー
映画『ロング・ライダーズ』は、西部劇好きには堪らない作品です。馬を走らせ、銃を使った撃ち合い、クールな男たちと定番なファッション、昔の時代背景など沢山の魅力が詰まっています。そして、なんと言っても実在する有名な銀行強盗の生き様を描いた内容が実に面白いです。是非、ご覧ください。