現地時間で19時45分に開演、途中20分の休憩を挟みましたが、22時50分くらいまで、およそ3時間に及ぶ長時間のライヴでした。
ACT1
最初の6曲は、バンドを従えてケイトが歌う、普通のコンサート形式でした。余計な演出はせず、純粋に音楽を楽しめる至福のひととき。
Lily
Hounds of Love
Joanni
Top of the City
Running Up That Hill
King of the Mountain
アルバム『愛のかたち(Hounds of Love)』『レッド・シューズ』『エアリアル』からの選曲でしたが、力強く歌うケイトの声に圧倒されてしまいました!「Running Up That Hill」のイントロのシンセ音が流れた瞬間などは感動もひとしおで、まさに鳥肌モノ!
ACT2 The Ninth Wave
The Ninth Wave
今回のライヴのハイライトといえるのが、このThe Ninth Waveのパート。1985年にリリースされた傑作『愛のかたち(Hounds of Love)』のB面をまるまる、演劇を交えて演奏するという、コンセプチュアルなステージを展開。元々、ケイト自身が映像化を熱望していたこともあって、練りに練られた演劇的要素が満載!巨大なスクリーンに映し出される現実世界と、どこか浮世ばなれした夢のような世界が繰り広げられるステージとが交錯し、海で遭難したケイトが困難を乗り越え救出されるまでを、感動的に表現してます。
Astronomer's Call (Spoken monologue)
And Dream of Sheep
Under Ice
Waking the Witch
Watching Them Without Her (dialogue)
Watching You Without Me
Little Light
Jig Of Life
Hello Earth
The Morning Fog
「Jig Of Life」では、イーリアン・パイプやブズーキなどの民族楽器も登場し、本格的なジグの演奏に心踊らされ、ラストの「The Morning Fog」ではアコースティックなアレンジの心温まる演奏に、会場全体がピースフルなムードに包まれたのでした。
休憩時間中のステージには、幕が降ろされてました
music bar Gaffa blog KATE BUSH BEFORE THE DAWN レポート(4)最終回!!
ACT3 A Sky of Honey
20分の休憩を挟んだ後は、2005年リリースの2枚組アルバム『エアリアル』から、「A Sky of Honey」と名付けられたDISC2の収録曲をまるまる全て演奏してくれました!これまた演劇要素満載のステージで、木製の操り人形が出てきたり、息子バーティー君が画家(ペインター)として重要な役割を演じたり、最後にはバンド・メンバーが鳥の被り物をしたり・・・。セットも巨大で、森の中にいるかのような木々や、巨大な扉なども天井から降りてきました!
Prelude
Prologue
An Architect's Dream
The Painter's Link
Sunset
Aerial Tal
Somewhere In Between
Tawny Moon ※新曲
Nocturn
Aerial
未発表曲「Tawny Moon」は、なんとバーティー君が一人で歌うソロ・ナンバー!
「Aerial」の最後では、ケイトが黒い羽を装着し、文字通り飛ぶ(吊り上げられる)なんて演出も!
アンコール
アンコール1曲目は、2011年リリースのアルバム『雪のための50の言葉』から、「Among Angels」を弾き語りで披露。ゆったりとした、贅沢な時間が過ぎていきます。
そしてアンコール2曲目は、大ヒット曲「Cloudbusting」!!
同じくヒットした「The Big Sky」もリハで試したそうですが、「Cloudbusting」の方がしっくりきたそうです。12インチシングルになった「Organon-Remix」のようなスネアのイントロに導かれ、会場全体が手拍子しながら「イエーイエイエイオー!」と大合唱する、その一体感はなんとも心地よいものでした。約3時間に及ぶ壮大なライヴを締めくくるには、うってつけの選曲といえるでしょう。