こんなに違う東日本と西日本。地域で異なる文化や風習:そば湯・丸餅・冷やし中華にマヨネーズ・エスカレーターほか

こんなに違う東日本と西日本。地域で異なる文化や風習:そば湯・丸餅・冷やし中華にマヨネーズ・エスカレーターほか

東日本と西日本、地域で驚くほど異なる文化や風習を振り返ってみましょう。ちょっとした豆知識・トリビアな情報が中心となっております。


東西でホタルの光り方(発光パタン)が違う

ホタルをなかなか見ないですよね・・・

懐かしい昭和の夏・・・東日本のホタルと西日本のホタルは発光パタンが違う

関東のホタルは関西よりおっとりしている?

東日本のホタルの光り方

ホタルもせっかちなのかな・・・

西日本のホタルの光り方

関東は「サトウの切り餅」 / 関西は「丸餅」

1974年に小型の電動(自動)餅つき機が普及し、一般家庭で古典的餅つき風景を見ることは少なくなったが、自治会や子供会の行事としては今も人気があり、歳末の風物詩となっている。

臼と杵を用いて行う餅つき

1973年に「サトウの切り餅」を発売。これはレトルト殺菌釜、ロータリー真空機、三連包装機、耐熱性資材という多数の革新的な機械を導入して開発された製品で、1年間長期保存を可能にパックした「サトウの切り餅」の販売で、包装もちを年間商品として市場に定着させることで、マーケットの拡大に伴い業界でのシェアを大幅に伸ばし、「あモチモチモーチモチ〜」のコマーシャルソングの相乗効果もあって、包装もち業界では売上トップ企業となる。

1983年(昭和58年)には業界で初めて、生の餅を一個一個無菌的に包装した製品「サトウの切り餅 つきたてシングルパック」を発売、3年後には同社の売上No.1となった。2002年(平成14年)には餅を「ふっくらうまく焼きたい」という消費者のニーズを吸い上げて、料理に使うの時にも便利なようにひとつひとつの餅に上下と左右に切れ目を入れることで調理性にも優れた製品が発売された。

サトウの切り餅(1973年)

関西で使用される丸餅

東日本は「角もちにすまし汁のお雑煮」 / 関西は「丸もちで味噌仕立てのお雑煮」

あんこ入りの丸もちを味噌仕立ての汁にいれた讃岐地方の名物雑煮。砂糖と讃岐の白みそ、どちらも土地の特産品である
(写真/香川県農政水産部)

香川のあんもち雑煮

もちの形や汁の味、具材の違いなどによって、全国には非常に個性豊かなお雑煮が存在します。大きく分けると、宮廷文化の伝統が色濃く残る関西では丸もちで味噌仕立て、武家の支配が長かった東日本は角もちにすまし汁が多いといわれますが、そのもちも焼いたり煮たり違いはさまざま。全国のどこでどんなお雑煮が食べられているのかご覧ください。作図:奥村彪生(伝承料理研究家)

お雑煮文化圏マップ

武家が支配した東日本では「敵をのす」の縁起から、のしもちを切った角もちを焼いて使うことが多い。汁は「みそをつける」といってみそ仕立てを嫌い、かつおだしのすまし汁。具は鶏肉、大根、三つ葉など。

東のお雑煮の原点:江戸雑煮

京都では昆布だしで丸もちをやわらかく煮、白みそで仕立てることが多い。具は里いもや大根。「人の頭になるように」と頭いもを入れることもある。雑煮は京生まれだが、もともとはみそのすまし汁で味つけをしていた。

西のお雑煮の原点:京都雑煮

東西が分断する議論。11月7日、はてな匿名ダイアリーに寄せられた「そば湯」をめぐる投稿が話題となっている。

そば湯を飲むのは普通ではないのか?

そば湯を飲む人をはじめて見た・・・これは一体どういうことなのか?

「そば湯を飲む彼氏」・・・なぜ彼が拒絶されなければいけないのか?

一口飲めば職人の腕が分かるともいわれる「そば湯」。

専門店ならば必ずと言っていいほど出てくるものだけに、ネット上では「そば湯を知らない人がいるのか」と驚く声が広がっている。

「そば湯を飲む彼氏を否定する彼女の投稿」は、そば湯を飲むのは当たり前と思っていた私も、びっくりしました。

11月7日、はてな匿名ダイアリーに寄せられた「そば湯」をめぐる投稿が話題となっている。ネット上では「そば湯を知らない人がいるのか」と驚く声が広がっている。

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