愛知県の元ココストアがついに閉店!「コンビニ発祥の地」を掲げていた
「日本のコンビニエンスストア発祥の地」と銘打った表示板がある愛知県春日井市のコンビニが閉店した。
前身の「ココストア藤山台店」の開店から45年余。地元住民に惜しまれながら営業を終えた。
店内で調理される惣菜なども人気で、なかでも「ばくだんおにぎり」は美味しさだけではなく、ボリュームもあり特に人気があったココストアだが、昨年、ファミリーマートに買収され、店舗は徐々にファミマに切り替えられていた。
この藤山台店はそのまま営業し、今年9月から「タックメイト」と店名を変えて営業していた。

店舗の入り口近くにある「日本のコンビニエンスストア発祥の地」の表示板
1971年7月に高蔵寺ニュータウンに「ココストア」の1号店として開店した「タックメイト藤山台店」。
国内初のコンビニについては定義の難しさから、74年5月に開店のセブン―イレブン豊洲店(東京)など諸説あるが、ココストアは2010年に「創業当時の精神で何事にも取り組む」との思いを込めて表示板を設置した。
地元住民はオープン当時を振り返り「賑やかだったですよ」(80代の客)と語る一方、「人が少なくなっちゃって、年寄りばかり」(70代の客)、「結構来てたので寂しくなると思って」(40代の客)としんみり語っていた。

ココストア「愛知県春日井市岩成台9丁目のココストア藤山台店」
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