「お笑いオンステージ」って、どんな番組だった?

「お笑いオンステージ」の出演者は?

「お笑いオンステージ」の人気コーナーは何?
「てんぷく笑劇場」と「減点パパ(のちに減点ファミリー)」
番組開始当初は、「仁鶴のお見合いコーナー」「若手人気落語家の落語」「てんぷく笑劇場」の3部構成でした。翌年からは、「てんぷく笑劇場」と「歌謡曲」、そして「減点パパ」が新設され3部構成のセミ公開バラエティー番組へ変更され、1980年から「てんぷく笑劇場」と「減点ファミリー」の2部構成へと変わりました。

日曜夜の家族タイムにぴったりのほのぼの人気コーナー「減点ファミリー」

仲良し家族が出演、大人気の「減点ファミリー」
子供たちとの会話も絶妙な三波伸介さん
ゲストさんの子供たちが登場して、いろんな家庭でのエピソードを紹介するコーナー。番組の中でも大人気のコーナーでした。

三波伸介さんが描く似顔絵が好評!
ゲストさんの子供たちの情報から司会の三波伸介さんがゲストさんの似顔絵を描いていきます。子供たちと三波さんのやりとりもとても楽しいです。

いよいよゲストさんの登場!
似顔絵が描けたら、ゲストさんの登場です。お子さんがお父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんを普段呼んでいるように大きな声で呼びます。この時にお子さんがちょっと安心した表情になるのもかわいらしいです。

意外なプライベートもぽろり。
ゲストさんが登場してからは質問コーナーがありました。子供たちが今、ほしいものや将来の夢など、子供たちについての質問をを三波伸介さんがゲストさんに聞いていきます。正解するとマルをボードに貼ってくれ、間違えるともちろんバツが。この中で普段は見られないゲストさんの表情やおうちでのお話しが聞けて、ゲストさんの意外な一面を発見できたのではないでしょうか。

子供の作文がかわいい、最後にボードがまるだらけに
最後に、お子さんが自分で書いた作文を読むのですが、これがなかなか感動もので、日ごろの感謝やずっと元気でいてほしいなど、ついついほろりとさせられてしまいます。そして、ボードが大きなマルだらけに。最後は誰でもマルだらけにしてくれる三波伸介さんでした。


「お笑いオンステージ」のオープニングとエンディングテーマ
オープニング
オープニングは、ブルドッグみたいなわんちゃんがいろんな冒険をするものや家族で木を引っ張るアニメーションもありました。


エンディング
番組のエンディングテーマは「大きなマル」でした。アニメーションは番組の時期によって違っていたようです。


「お笑いオンステージ」の思い出
ボードと椅子だけのシンプルなスタジオ
びっくりするくらいシンプルなセットで、置いてあるのは似顔絵を描くボードと椅子だけ。そんな中で最初はすごく恥ずかしそうな子供たちが、三波伸介さんとの楽しいやりとりで段々と緊張がほぐれていく様子が、みていてすごくかわいらしいです。私も当時この番組を見て、有名人の子供やったらなぁと思ったことがあります。

三波伸介さんは似顔絵が上手かった。
子供たちから顔のかたちや髪形などの特徴をきいて、三波伸介さんがその場で似顔絵を書いていくのですが、「すごいなぁ、こんなにさらさら似顔絵が描けて」と当時、思っていました。今、考えるとゲストが誰かをわかっていて似顔絵を描いてたんだと思うのですが、子供の時にはそんなことはわからずにいました。それにしても、絵がお上手だなぁと感心してしまいます。

世の中の事情も変わり、今では芸能人の子供たちが、テレビに出る事はほとんどないような気がします。(すでに芸能活動をしている方を除き) まだ、SNS なんてものがない昭和の時代だからこその番組だったんでしょうね。
お笑いオンステージ 減点ファミリーの映像は ↓ です。
海原小浜師匠と共に子供のころの海原やすよ ともこさんが出演している回もあります。