ロッド・テンパートンとは

ロッド・テンパートン
「スリラー」、「ロック・ウィズ・ユー」などマイケル名曲を数々生んだロッド・テンパートンが死去 (bmr.jp) - Yahoo!ニュース
ロッドが手掛けた、マイケル・ジャクソンの名曲
まずはマイケル・ジャクソンに提供したヒット曲をご紹介します。ロッドは他にも数多くのヒット曲を書きましたが、やはりマイケル無しには語れません!
Rock With You
Off The Wall
Thriller
マイケル以外に、ロッドが手掛けた名曲たち
ヒートウェイヴ
ロッド・テンパートンのキャリアの出発点と言えるのが、1975年に結成されたファンク・バンドのヒートウェイヴ。英米だけでなく、スイスやジャマイカからのメンバーも在籍する多国籍バンドで、数々のディスコ・ヒットを放ちました。
ザ・ブラザーズ・ジョンソン
ジョージとルイスの兄弟ユニット、ブラジョンことザ・ブラザーズ・ジョンソンも、ロッドと共作した楽曲をヒットさせてます。プロデューサーのクインシー・ジョーンズが、ロッド・テンパートンの才能に惚れ込んでいたこともあって、クインシーがプロデュースしたアーティストの多くがロッドの楽曲を取り上げているのです。
ジョージ・ベンソン
ジョージ・ベンソンといえば、元々ジャズ・ギタリストとして有名だったアーティストですが、70年代にはトミー・リピューマのプロデュースで、ジャンルをクロスオーバーするフュージョンへ進出。さらに80年代にはR&B、ブラック・コンテンポラリー(ブラコン)へと転身していきました。そんな80年代初頭、クインシー・ジョーンズがプロデュースした作品で、やはりロッドの作品が採用され、ビッグ・ヒットとなってます。
ドナ・サマー
70年代にジョルジオ・モロダーのプロデュースで、「ホット・スタッフ」や「バッド・ガールズ」などのヒットを放ったディスコ・クイーン、ドナ・サマーも、1982年にクインシー・ジョーンズがプロデュースした作品において、ロッドの書いた楽曲を歌い、ヒットさせています。
パティ・オースティン
わずか4歳でアポロ・シアターのステージに立ち、5歳でレコード会社と契約するという、まさに天才児だったパティ・オースティン!70年代にはマイケル・ジャクソンとのデュエットをはじめ、クインシー作品でも起用されることが多かったのですが、80年代にクインシーのクエスト・レコードと契約してから、ソロ・アーティストとしてもブレイクしました。
アニタ・ベイカー
80年代のクワイエット・ストームを代表するシンガー、アニタ・ベイカー。「スウィート・ラヴ」などのヒットを生んだ1986年リリースのアルバム『ラプチャー』に、ロッド・テンパートン作の楽曲が収録されてました!
マイケル・マクドナルド
元ドゥービー・ブラザーズで、「What A Fool Believes」などAOR路線のヒットを放ったことでも知られるマイケル・マクドナルド。そのハスキーかつソウルフルなヴォーカルが人気で、ソロ転身後もヒットを連発しました。そんな彼もまた、ロッド作品を歌い、ヒットさせました。
クインシー・ジョーンズ
マイケル・ジャクソンをはじめ、自身がプロデュースする際には常にロッド・テンパートンの楽曲を積極的に取り上げ、80年代の音楽シーンを席巻しまくったクインシー・ジョーンズが、その集大成ともいえるアルバム『バック・オン・ザ・ブロック』を80'sのラストイヤー、1989年にリリース!もちろん、ロッドも一枚かんでます。
LLクールJ
80年代から活躍する人気ラッパー、LLクールJも、ロッドの楽曲を使ったヒット曲を90年代に放っています!ちなみにLLクールJとは、「Ladies Love Cool James」の略(LLクールJの本名が、James)。
以上、ロッド・テンパートンが残した名曲の数々をまとめてみましたが、いかがでしたか?ロッドがいなければ、80年代のミュージック・シーンも大きく変わっていたに違いありません。その才能に改めて敬意を表すと共に、ご冥福をお祈りしたいと思います。