あなたはどれに乗ったことがありますか? -“日本最大の観覧車”の変遷-

あなたはどれに乗ったことがありますか? -“日本最大の観覧車”の変遷-

1989年、福岡と横浜で“世界最大の観覧車”の歴史が相次いで塗り替えられましたね。2015年現在、世界最大の観覧車は日本にはありませんが、1989年以降の“日本最大の観覧車”を振り返ってみます。


アジア太平洋博覧会の観覧車(1989年3月17日開業)

高105m、径100m

横浜博覧会『コスモクロック21』(1989年3月25日開業)

高107.5m、径100m

ちなみに、1900年にパリ万国博覧会のために建設された『グランド・ルー・ド・パリ』が長らく世界最大の記録を保持していた。

『グランド・ルー・ド・パリ』は、1920年に撤去されるが、直径約93メートル、高さ約96メートルの世界記録はその後長らく塗り替えられることは無く、1989年のアジア太平洋博覧会に設置された観覧車によって初めて更新された。

パリ万国博覧会『グランド・ルー・ド・パリ』(1900年)

びわ湖タワー『イーゴス108』(1992年4月26日開業)

高108m、径100m

天保山ハーバービレッジ『天保山大観覧車』(1997年7月12日開業)

高112.5m、径100m

天保山観覧車の“光”大幅強化、世界初の手法でライトアップ演出。 | Narinari.com

『コスモクロック21』(1999年3月18日移設OPEN)

高112.5m、径100m

お台場パレットタウン『パレットタウン大観覧車』(1999年3月19日開業)

高115m、径100m

葛西臨海公園『ダイヤと花の大観覧車』(2001年3月17日開業)

高117m、径111m

エバーグリーンマリノア『Sky Dream Fukuoka』(2001年12月15日開業)

高120m、径112m

2009年9月26日、『Sky Dream Fukuoka』が営業終了し、再び『ダイヤと花の大観覧車』が現役としての日本最大となっている。

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