歌手『ちあきなおみ』
ちあき なおみは、1947年9月17日に東京都板橋区でうまれる。小学2年生の時に神奈川県藤沢市辻堂へ転居する。
1968年に「ちあきなおみ」は、コロンビアのオーデションをうけた。結果は保留になるが、作曲家鈴木淳の事務所に紹介される。
この時の「ちあきなおみ」の芸名は、「瀬川三恵子」。子供のころから切ったことがない長い黒髪の少女は、北島三郎の兄弟仁義を歌った。
ちあきの歌には天性の声とリズム感があった。また、「ドサ周り」で身につけた歌唱や個性的なこぶしに特徴があった。
そして、鈴木淳による「ちあきなおみ」の持ち前の力強い発声とバイブレーションを活かした、ハスキーなストレートボイスのトレーニングが始まった。
昭和44年「雨に濡れた慕情」で、デビューしたしたときのキャッチフレーズが「ハスキーボイン」
ちあきなおみの歌う『喝采』が大ヒットする
このときの最優秀歌唱賞は和田アキ子。受賞曲の、「あの鐘を鳴らすのはあなた」がコールされたときに、客席から、ステージ上まで、ジュリー(沢田研二)の手を引き、彼を引き連れて登場。感動の涙で落ちたマスカラを黒くにじませながら、熱唱した。
「喝采」の歌詞は、曲のプロモーションのために、ちあきの実話として伝えられた。
そして、実体験のように思わせる「ちあきなおみ」の表情や歌唱が「喝采」ヒットにつながった。
「ちあきなおみ」といしだあゆみ」は友達だった?!
同じ年齢で歌手仲間の「ちあきなおみ」と「いしだあゆみ」はプライベートでもいろいろ話をしていたようだ。28歳の二人が、トークの後で歌う歌は、「恋挽歌」(ちあきなおみ)、「時には一人で…」(いしだあゆみ)