フランス映画『美しすぎて』主人公ベルナール
ベルナール( ジェラール・ドパルデュー)は、南欧と思われるフランスの港町で、BMWのディーラーとして、成功を収めている。
ベルナールを演じる ジェラール・ドパルデューは、2013年にロシア国籍を取得して話題になった、フランスの俳優。映画『美しすぎて』で彼が来ているスーツは、「イブ サンローラン」ブランドの衣裳。
ベルナールが自分の手を見て、コレットに「機械工の手だ」と言うシーンがある。
彼は、メカニックからスタートして、ガレージの社長になったのだろうか。
映画『美しすぎて』のはじめでは、ノーメークで野暮ったかった彼女も、不倫情交を重ねていくうちに、メイクをするようになり次第に洗練されていく。
浮気で得た充実感と心の中の罪悪感の狭間で揺れるベルナール( ジェラール・ドパルデュー)
家のロケ場所は、 アメリカバージニア州、リッチモンド。
美しすぎる、シューベルトはもう沢山だ!
ベルナール( ジェラール・ドパルデュー)は、妻と愛人を一瞬にして失う。
そして、美しすぎるプライベート(家族や家庭)と仕事、今までの成功が崩壊していくのかもしれない。
シューベルトはもう沢山だ!と叫ぶベルナール。妻と愛人は彼の元を去って行った。
80年代のフェミニズムを感じる結末だ。
フランス映画『美しすぎて』で使用された車・BMW
ベルナール( ジェラール・ドパルデュー)が運転する、BMW 7シリーズE32。
コレットの住むスラムの雰囲気が漂う地域には、不釣り合いだ。
妻のフロランス (キャロル・ブーケ)は、赤いBMW 320i カブリオレに乗り、夫の浮気現場のモーテルにやってくる。
モーテルにコレット(ジョジアーヌ・バラスコ) が乗ってきた車はバン
登場人物3人が乗る車にも、それぞれが、属している社会が表れている。
ここは、モーテルだ、情事中と思われる男女がそれぞれの部屋の中にいる。
コレットを探し、叫ぶベルナールの声に次々と扉があき、人が表に出る。情事を邪魔され不服そうな顔の人たちだ。
主人公が最悪の状況にいる場面で、笑いを忘れないセンスにフランス映画のエスプリを感じる。
映画『美しすぎて』最後に…。